コンサルタントの活用の仕方 経営コンサルタント編 その1「経営をどうするか」
こんにちは。「専門家を使う専門家」のコラムの翻訳者、えりかです。
今回のコラムでは、“経営コンサルティングの費用削減”ついてのお話です。
このコラムの大きなポイントは、“経営コンサルタント活用時に不要な箇所をカットする2つの方法”です。
また、そこで“ChatGPTをうまく使う”ことが大切です。
今回は、経営者やその他管理者にとって非常に利益につながるお話です。
経営コンサルタントから出てくる提案書をChatGPTで作成すると経営コンサルタントの費用が45%削減できるというお話です。
今回はその1回目としてどのくらい経営コンサルタントの費用が安くなるかを述べます。
次回にはChatGPTを具体的にどう使えばそれが実現できるかについて、手取り足取り説明したいと思います。
ChatGPT活用により、経営コンサルタントを必要な部分だけ活用できてコンサル費用のコストダウンにつながるのか?皆様は疑問を感じられるかもしれません。
しかし、これは事実です。
私がアドバイスした企業様では、経営コンサルタントが出すであろう提案書をまずChatGPTで企業側で作成されたところ、
「従来、何となく経営コンサルタントの提案書に書かれていることを鵜呑みにして、そのままお願いしていたが、ChatGPTで提案書を作成したところ、この部分は本来、自社でやるべき項目ではないかと言う疑問が生じました。それが具体的に何なのか明らかになった。」とコメント頂きました。
さて、この企業様がお気づきになられた部分は具体的にどこなのか?
順番にご説明しましょう。
まず、本当に必要なのかの部分ですが、経営コンサルタントの提案書の中にあるプロジェクトマネジメントの部分は、経営コンサルタントが支援するといっても、実態は自社で如何にプロジェクトの進捗管理をマネジメントするかであり、経営コンサルタントは企業がしっかりと進捗管理をマネジメントしているかのチェックをしているだけにすぎない。
この部分は経営コンサルタントの提示する費用の中で20%から33%を占めます。平均値として25%。・・・①
例として、担当コンサルタントの訪問指導日数(4日/月)とマネジメントコンサルタントの訪問指導日数(1日/月)による計算より算出。これを自社でやることによりかなりの金額の低減ができます。
次にコンサルティングのプログラムの部分です。コンサルティングの切り口や進め方については、かなりの内容をChatGPTが提示できるので、経営コンサルタントの出来合いのプログラムに踊らされることなく、必要な部分だけ聞くことにより経営コンサルタントの訪問日数を削減できます。
こちらも経営コンサルタントの訪問日数を25%ほど削減できます。・・・②
経営コンサルタントのプログラムには基本講義、演習、実習とあります。この演習の部分は他社、他業界の事例を提供してくれるので有効です。しかし実習は「経営コンサルタントはワークをしません。やるのは企業側です。」というコンサルティングの基本?から考えて、単にやったかやらないかのチェックを実習というなら必要ありません。
例として、基本講義が1日/月、演習が2日/月、実習が2日/月の場合、実習の2日/月を半分にすると20%の訪問日数を削減できます。
①+➁で45%の訪問日数削減=経営コンサルタント費用の削減になります。
2,000万円の経営コンサルタント費用なら1,100万円に
1,000万円の経営コンサルタント費用なら550万円に
こうなれば経営者としてはうれしい限りです。
次回に詳しく述べますが、ChatGPTを活用して経営コンサルタントの提案書を作成するにあたり、ChatGPTイコールAIと考えてはいけません。「AIなら一発で回答できるはず。」や「AIなら回答不能と言う答えもあり得る。」と言う考えは捨ててください。
ChatGPTはイメージすると入社3年目の社員です。
国立大学卒の優秀な人材です。偏った知識のみあると言うのではなく、全教科型入試の合格者です。
どんな質問も一発回答と言う訳にはいきませんが、でてきた回答をダメと言うだけではなく、ここをこうしてほしいと再度質問すると(人間のように機嫌を損ねることをせずに)しっかりと回答してくれます。
一度にたくさんの質問を入れますとオーバーフローします。その場合は、質問を分けて入力して良いかを問いますと、分け方について教えてくれます。
答えが不満足であれば何回か再検討させることができます。
だから、頼れる「人工人的資本」です。
次回は具体的なChatGPTによる経営コンサルタントの提案書作成の仕方です。
ご期待ください。
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