コラム
高齢者の独居
2013年1月21日
在宅医療では、高齢者の患者様とのつながりが多くなります。
家族と同居されている方もあれば、独居生活で過ごされている方もあり
様々です。家族は遠方にいますが、患者様が住み慣れた場所から移動
したくないということもあり、同居せずに独居するなど理由はいろいろです。
独居患者様には、なるべくいろいろな方が関わるようにして連携すること
にしています。ケアマネージャー、ヘルパー、看護師、、薬剤師、医師、
事務スタッフなど利用できる資源はなるべく利用して体調確認をしています。
体調が少し悪くても高齢者の患者様は、気を使って、主治医までなかなか
電話してくださいませんので、周囲からの情報が大切になります。
本人の承諾を得て、私が患者様の自宅の鍵を預かっていることもありますし、
患者様が自宅のドアを鍵を掛けずに過ごされている方もあります。何かっても
すぐに駆けつけて部屋に入ることができます。
今後、日本社会では高齢者の独居は珍しくない状況にますますなっていくので
しょう。いろんな方の力を借りて在宅医療に注力していきます。
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