遠足企画
子供たちの視点は大切だなあと思います。
大人では疑問にも思わなかったことにも興味を示して、何故?何?と聞いてきます。
この質問で、私は「はっ」と気づかされることが多いように思います。
視力障害者をプロ野球観戦のため甲子園へお連れすることが3年前にありました。
事前に数名の小学生(1・3年生)に視力障害者を甲子園にお連れするので、何か
お手伝いできることがないか、準備しておくことはないか考えてみてくださいと課題を
出しておきました。彼らはいろいろと考えて、私のところに質問にきました。視力障害
といっても程度がわからないので、全く見えないのかどうかを知りたいとのことでした。
お連れする女性は全く見えない状態ではありませんが、拡大すれば活字も読めます。
視力以外は特に変わりありませんと伝えました。
座席は高い方が良く見えるのかなあ?隣で実況報告すればいいかなあ?ラジオを準備しよう
とかいろいろと考えてくれました。小学1年生は、大きな虫眼鏡をふたつメガネのように
テープで固定しようと四苦八苦していました。彼らが用意している状況を私はほほえましく
見ていました。一生懸命に、まだ会ったこともない障害者のために準備している彼らは
すごいなあと思いました。
さて、当日になりました。
つづく