【部下への指導法】“強み”が暴走する?-活かしすぎて空回りする社員への対応法-

社長。今日も一人で、孤独に頑張っていませんか?
こんにちは。人が勝手に動く組織創りの専門家・山田裕介です。
四社で売上ナンバーワンを獲得した元MRの私が、
社長一人が頑張る「個人商店」を、社員が勝手に動き出す「自走型組織」へと
再起動させるための処方箋をお届けします。
今日は、多くの後継者社長が直面する、ある「負の連鎖」についてお話しします。
目次
1、「教えない」ベテランと、「去っていく」若手
2代目、3代目社長から、よくこんな悩みを聞きます。
「現場のベテランに仕事が集中しすぎていて、誰も中身がわからない」
「若手をその下につけても、仕事を教えてもらえず、結局若手が辞めてしまう」
周りはサポートしたくても、仕事を任せてもらえない。教えてもらえない。
職場にいづらくなり、意欲ある人間から先に辞めていく……。
この「特定の誰かが仕事を握りしめている」状態。
実は、かつての僕も、まさに「周りを辞めさせてしまう側」の人間でした。
2、「教えたら、僕の価値がなくなる」という恐怖の正体
トップセールスとして走っていた頃の僕は、
自分のノウハウを人に教えるのが怖くて仕方がありませんでした。
- 「コツを伝えたら、自分の売り上げが取られるんじゃないか」
- 「自分の居場所がなくなるんじゃないか」
そう思って、自分のやり方を必死に守り、情報を抱え込んでいました。
僕がずっと仕事を握りしめていたせいで、僕の周りから人が辞めていったことも、
今ならその理由が痛いほどよくわかります。
あなたの会社のベテラン社員も、もしかしたら同じかもしれません。
「情報を教えない」のは意地悪なのではなく、
自分の居場所を失う「恐怖」と戦っているサインなのです。
でも、その恐怖が組織を分断し、未来を担う若手を追い詰めています。
3、情報を囲い込むことが、組織のスピードを一番奪っている
そんな僕を変えてくれたのは、ある上司の一言でした。
「山田さんは下の子から相談されることはありますか?」
正直、ゾッとしました。
確かに自分は先輩に聞くことはあっても
後輩から相談されることってありないな、、、(汗)
「山田さんは、いいものを持ってるから、まず周りに伝えてみたら?」
恐る恐る、僕が一番大事にしていた「営業のコツ」をメンバーに伝えてみました。
すると、信じられないことが起こったんです。
僕が情報を出したことで、
周りからも「山田さん、こんな情報ありますよ」と、
どんどん新しい話が入ってくるようになりました。
一人で抱えていた時よりも、圧倒的に早く、質の高い情報が集まる「ハブ」になれたんです。
「情報を囲い込むことが、実は組織のスピードを一番奪っている
誰か一人が情報を止めてしまうと、そこが組織の「ボトルネック」になります。
「アイツにしかできない」という状態は、
若手の成長を止め、離職を招き、組織のスピードを奪う元凶です。
4、「奪われる」恐怖から、「与える」メリットへ
あなたが、あるいはあなたのベテラン社員が大切にしているその「コツ」
あえて手放してみませんか?
「教えたら自分の価値がなくなる」
というのは、完全な思い込みです。
むしろ、情報をオープンにすればするほど、
そこには新しい情報が集まり、信頼が生まれ、
組織はあなたの想像を超えるスピードで自走し始めます。
今週の処方箋は、こちらです。
- 「あえて、特定の人にしかできない仕事を、今日から別の一人に全力で伝承し始めてみる」
- 「スピード感みたいなのをぜひ体感してほしい。奪われる、というよりも与えられることで得られるメリットを」
5、まとめ:若手が輝き、あなたが自由になれる組織へ
「本日の処方箋が、あなたの組織の目詰まりを溶かす一助になれば嬉しいです」
誰かに辞められることを恐れ、
ベテラン社員の顔色を伺いながらアクセルを踏むのは、
もう終わりにしましょう。
ノウハウが共有され、
若手が「自分も役に立てる」と実感できる組織になったとき、
あなたは、本当の意味で自由を手にすることができます。
週末くらいは、仕事の心配も、組織の分断へのイライラも忘れて、家族と心から笑い合いたい。
そう本気で思っているなら、【個別診断・無料相談受付中】
組織を再起動させ、あなたの「心からの笑顔」を取り戻すためのヒントをお届けしています。
人が夢中で輝く瞬間を、当たり前に。
ストレングスアスリート
山田雄介



