視力1.0は絶望か?組織の「見え方」を合わせると、経営は驚くほど軽やかになる

山田裕介

山田裕介

テーマ:自律・自走型組織、組織開発・変革、ストレングスコーチング、コーチング、ストレングスファインダー


「社長、今日も一人で孤独に頑張っていませんか?」
こんにちは。人が勝手に動く組織創りの専門家・山田裕介です。

僕はこれまで、多くの経営者の皆様の「孤独」と向き合ってきました。
その中で気づいたことがあります。

社長が抱える「なぜ伝わらないんだ」というもどかしさ。
その正体は、能力の差ではなく、ほんの少しの「ピントのズレ」にある、ということです。

1、視力1.0という一つの事実、二つの解釈

先日、メガネショップのJINSへ行ってきました。
44歳になり、少し目が疲れやすくなった気がして受けてみた視力検査。
結果は「1.0」。

私は愕然としました。
「かつて2.0だった私の視力が、半分になってしまった……」
それは私にとって、一つの「絶望」にも似た感覚でした。

ところが、その話を家族にすると、反応は意外なものでした。
「え、1.0もあれば十分じゃない!」「何が問題なの?」
メガネやコンタクトが手放せない家族にとって、
1.0という数字は、むしろ「希望」の数字だったのです。

2、社長の「絶望」は、社員にとっての「普通」かもしれない

このエピソード、実は組織運営の本質を突いています。

例えば、社長が「売上10億を目指すぞ!」と掲げたとします。
社長にとっては、会社の未来を切り拓く「ワクワクする挑戦(2.0)」かもしれません。

でも、現場の社員にとっては「今のままでも精一杯なのに、
これ以上?(1.0)」と、全く違う景色に見えていることがあるのです。

100人社員がいれば、100通りの「見え方(解釈)」があります。
このズレを放置したままアクセルを踏み込むと、
社長は孤独になり、組織には「目詰まり」が起きてしまいます。

社員が多くなれば、多くなるほど
このズレが大きくなっていきます。
これが経営を複雑にしていく一つの要因です。

3、組織のピントをふわりと合わせるための「3つのステップ」

では、どうすればこのピントを合わせることができるのでしょうか。
僕が現場でお伝えしている、目線を合わせるための「処方箋」は3つです。

①自分の「ものさし」を言葉にしてみる

社長が

  • 「なぜそう思うのか」
  • 「何に衝撃を受けたのか」

ご自身の基準をまず、ありのまま言葉にしてみてください。

②相手の「視界」を想像してみる

相手には今、どんな景色が見えているだろうか?
その立ち位置にそっと立ってみるイメージです。

③共通の「ピント」をすり合わせていく

一方的に伝えるのではなく、「君にはどう見えている?」と問いかける。
その対話のプロセス自体が、組織のピントを鮮明にしていきます。

ここで重要なのが対話です!
お互いの考えていること、感じていることを
対話で理解をする。

このプロセスが最も大切です。

4、最後に:孤独な「個人商店」から、社員が輝く「自走型組織」

組織のピントが合うと、不思議なことが起こります。
社長が一人で必死に引っ張らなくても、社員がそれぞれの強みを活かして勝手に動き出すのです。

私のような外部の人間が支援に入る最大のメリットは、
この「対話の場」をデザインすることにあります。

第三者が入ることで、経営者も社員も、
普段は言えない「自分の見え方」を安心してテーブルに乗せることができます。

その瞬間、組織の目詰まりがスーッと溶けていく。
「あ、そんなふうに思っていたんだね」と分かり合えたとき、
組織は本当の意味で一つになります。

社長が一人で背負う時代は、もう終わり。
社員と共に、最高の景色を見に行きませんか?

本日の処方箋が、あなたの組織を再起動させる一助になれば幸いです。

もし、あなたが「一人の限界」を感じているのなら。
週末くらいは、大好きな家族や友人と心から笑い合いたいと願っているのなら。
【無料相談受付中:お気軽にご相談ください。】
組織が自然と回り出すためのヒントを、心を込めてお届けしています。

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山田裕介
専門家

山田裕介(企業研修講師・ストレングスコーチ)

株式会社ストレングスアスリード

関係性から、自律自走は生まれる。ストレングスファインダー®を軸に、人が“自分から動き出す”組織づくりを支援。管理ではなく信頼で、人と組織の可能性をひらく、新しい対話型研修です。

山田裕介プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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