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タワーマンションと注文住宅、どちらを選ぶ?【はじめに】
タワーマンションと注文住宅、どちらを選ぶ?【資産価値、将来性】
今回は、タワーマンションと注文住宅の「生活をしていく上での維持費」の比較を考えてみます。
まず最初は税金。毎年の固定資産税、都市計画税についてです。
毎年支払う固定資産税、都市計画税については、分譲マンションと戸建て住宅、どちらにも掛かります。
税率は、分譲マンションも戸建て住宅も同じです。
ただ、分譲マンションの場合は、自分の家だけでなく、階段やエントランスホールなどの共有部分についても、持ち分比率に応じて税負担がありますので、要注意です。
固定資産税、都市計画税は毎年支払うものですので、マンション購入前、新築前には一度試算をしておいた方が良いかもしれません。
分譲マンションの場合、税金については販売会社に問い合わせれば教えて貰えると思います。
分譲マンションの場合、その他にも月々の負担として以下の経費が掛かります。
・管理費
・修繕積立金
・駐車場代
これらの金額設定は、専有面積に応じても負担額が変わってきます。
高級分譲マンションの場合、毎月の管理費、修繕積立金だけで毎月数万円になります。
都心部に建つタワーマンションの場合、月々の駐車場代もかなりの負担額になります。
これらの経費は「毎月の出費」になりますので、分譲マンションを購入するときは、これらの負担金も忘れないようにしましょう。
分譲マンションで、もうひとつ気を付けて欲しいのは、管理費、修繕積み立て費の「将来見通し」です。
通常、マンション販売時の管理費、修繕積み立て金は販売会社が決めています。
この金額設定ですが、物件によっては非常に甘い見通しで決められていることがあります。
たとえば、修繕積み立て金の金額設定が、相場より安く設定されている物件。
修繕積み立て金について、「数年後に金額が上がる」という設定になっている物件。
これらは購入直後の「月々の支払額」は安くなりますが、将来の負担、不安は大きくなります。
実際、不適切な修繕積み立て金を設定した物件では、大規模修繕を行うときに「修繕費用の不足」となり、所有者からの「一時金徴収」という事態も発生しています。
分譲マンションの管理費、修繕積み立て金については、購入時に納得のいくまで説明をして貰って下さい。
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家を作るときに考えて欲しいことについて、こちらのページに纏めてみました。
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