シャワールームの設置費用、使い勝手、問題点について
今回は「防犯性能の高い住宅」について、家を建てるときに考えて欲しい防犯対策を考えてみます。
※家の安全については、こちらも参考にして下さい。
地震に強い家
http://mbp-japan.com/hyogo/revontulet/column/26098/
耐久性に優れた家
http://mbp-japan.com/hyogo/revontulet/column/26109/
防犯の一番のポイントは「防犯性能が高い家」だと侵入者に判らせること。
そのため、家の外からでも「見た目で判る」防犯対策が有効です。
◆防犯カメラ
今までは業務用のものが主流だった防犯カメラですが、家庭用に使える低価格の商品も増えてきました。
価格も、安いものならカメラ単体で1万円以下、録画するユニットを組みあわせても数万円で購入出来ます。
外部から見える位置に防犯カメラを設置すれば、防犯効果は抜群です。
ただし、設置には電源あるいは映像出力の配線が必要となる場合が多いので、家の設計時に計画することをオススメします。
写真は東邦技研の屋外用防犯カメラです
◆ホームセキュリティ
TVのCMでおなじみのホームセキュリティ、これも防犯効果は高いと思います。
ホームセキュリティ会社の人と話をしたことがありますが、ホームセキュリティで最も効果的なのは「ホームセキュリティを行っていることが判ること(ステッカーやセンサーなどが確認出来る)」で、ホームセキュリティを行っている住宅に対して、あえて侵入する泥棒は殆どいないということでした。
※セキュリティ対策住宅にあえて侵入する泥棒も希にいるそうですが、当然ながら、絶対数は少ないそうです。このあたりの有効性については、契約前に説明して貰うと良いでしょう。
また、殆どの会社のホームセキュリティは、在宅時でも一部分だけ稼働させることもできますし、「緊急」ボタンで警備員が駆けつけるサービスもあります。
寝室が2階(あるいは3階)にある家、小さなお子さんのいる家などでは、導入を検討してみても良いかもしれません。
費用は、月額で3000円~1万円くらいでしょうか。
※ホームセキュリティ設置には、電源などの配線工事が必要です。設置する場合は、設計段階で決めて貰えれば、綺麗に設置できます。
※ホームセキュリティは会社によって費用やサービス内容、機器に違いがあります。新築導入時には会社選びのポイントなどの相談にも応じます。
写真は関電SOSの天井付センサー
◆センサーライト
人の動きを感知してライトが点灯するものです。
これは防犯のためだけでなく、通常の屋外夜間照明としても使えます。
防犯機能としては、センサーが働いたとき、ライトが点滅するという「フラッシュ機能」を持つものが多いようです。
通常の外部照明として考えても、消し忘れが無く、費用的にもそんなに高いものではないので、家の周りへの設置を考えても良いと思います。
センサーライトも、電源の配線工事が必要です。
新築時に計画しておくことで、コストも仕上がりもスッキリすると思います。
写真はコイズミ照明の屋外用人感センサーライト
◆インタホン
新築住宅では、ほぼ必須の設備になったカメラ付のインタホンも、防犯に役立つ住宅設備です。
最近のインタホンは、留守のときにでもボタンを押した人の映像が残るタイプのものが多いようです。
このようなインタホンは、泥棒の留守確認を防止する効果があります。
写真はPanasonicの「どこでもドアホン」。リモコン付で便利です。
◆玄関扉のオートロック
玄関扉のオートロック(カードキータイプの電子鍵)も増えてきました。
カードキーにすることで侵入に対する防犯効果がどれくらい上がるのかは不明ですが、鍵の閉め忘れは確実に減るので、その点では安心です。
(見た目の防犯効果は高そうです)
あと、これ、使ってみると結構便利です。
価格も下がってきましたので、興味があれば付けてみても良いと思います。
◆防犯ガラス
防犯ガラスとは、ハンマーなどで叩いても、簡単には割れないガラスです。
性能の違いで、30ミル~90ミルまで、いろいろなグレードがあります。
ガラスを割って侵入する泥棒には、非常に効果的な防犯設備だと思います。
※ガラスの中にワイヤーの入った「網入りガラス」は、防犯ガラスではなく、防犯効果は殆どありません。違いに注意して下さい。
防犯ガラスの良いところは、サッシのガラス交換だけで使えることです。
見た目にも(防犯シールを除けば)違いはありません。
ガラスの価格は、窓の大きさにも依りますが、一部屋分で5~10万円くらいでしょうか。
(新築時に取り付けた場合の価格です)
外部から死角になる、1階部分の窓などに使うことをオススメします。
写真はTOSTEMのICカードキー「CAZAS」と、セントラル硝子の防犯ガラス
家の防犯は、家の建っている場所、間取りや設計条件、家族構成や生活パターンによって、注意する点が違ってきます。
今回とりあげた防犯設備は、主に新築時に設置を検討して欲しいものです。
自分の生活、自分の家に何が必要か、設計者など専門家の意見も聞きながら検討してみて下さい。
(自宅の設計をハウスメーカーで計画している方も、防犯については、担当者に個別相談してみることをお勧めします)
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