子育ての家に健康住宅を建てる。
子育て住宅に関するコラム、第4回です。
過去の3回はこちらになります。
子どもの可能性を伸ばす家【1】子供とともに成長する部屋
子どもの可能性を伸ばす家【2】もっと自由に
子どもの可能性を伸ばす家【3】もっと個性的に
子どもがまだ小さな間の子育ては、両親だけでは手に負えなくなることも多いかと思います。
たとえば、子どもが病気になったとき。
子どもはよく病気に罹るし、インフルエンザや水疱瘡など感染性の病気になると、幼稚園や保育園には行けなくなる上、兄弟姉妹などにうつる可能性もあるので看護に手がかかります。
さらに、共働き家庭では、子どもだけでなく両親のうち一人が寝込んでも、生活に支障が出てきます。
こういうとき、祖父母に育児を手伝って貰うという子育て家庭は多いと思います。
普段は大丈夫でも、たとえば病気のときなど、非常時には手伝いに来て貰えると安心ですし、そのために祖父母の住居の近くに新居を構える人も多いようです。
すぐ近くに頼れる祖父母が住んでいる場合は良いのですが、少し離れていると、サポートをお願いしたときに通って貰うのが大変です。
こんなとき、家の中に子育てのサポートをしてくれる祖父母のためのゲストルームがあると便利だと思います。
同居する訳ではないのだけれど、数日あるいは数週間くらい滞在できる部屋。
収納と、ちょっとした水回りがあれば、便利ですね。
※お茶を入れるときに便利なミニ手洗い
2世帯住宅まではいきませんが、何かのときに祖父母が滞在できる住宅・・・名付けるなら【1.5世帯住宅】でしょうか。
都会の住宅では、工夫次第でゲストルームを作ることは可能なことが多いと思います。
ちょっとした水回りを備えたゲストルームのある1.5世帯住宅・・・こういう家なら、祖父母が数日泊まり込んでの子育てサポートもお願いしやすいのではないでしょうか。
※ゲストルーム用ミニ洗面
気を遣う2世帯住宅まで考えなくても、祖父母用のゲストルーム付き1.5世帯住宅というのは、何かと便利なのではないかと思います。
ハウスメーカーの企画住宅では見つからないこういう子育て住宅について、興味のある方は、是非、設計事務所に相談してみてください。
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