建築士は施主の味方です

浅井知彦

浅井知彦

テーマ:住宅

住宅を建てる人にとって、「建築士」というのはどんな存在なんだろうと考えることがあります。

土地の売買をするのは不動産屋さん、家を売るのはハウスメーカー、作業するのは大工さんです。

では、建築士とは、施主にとってどういう存在なのか・・・

リビングルーム


私は、建築士というのは施主の味方としてアドバイスを行い、住み良い家を作るための総合コンサルタントではないかと考えています。

それは、単に家の設計図面を作成すればOKというのでは無いと思います。

生活習慣を考え、将来の家族の変化を読み、コストを最適化して、失敗のない快適な家を作ること。

理想と予算、ランニングコストや快適性まで考えて家を計画すること。

今だけではなく将来の安全性、メンテナンス性をアドバイスすること。

「家を建て、そこで生活する」ということについて、専門家として総合的にアドバイスできるのが建築士という仕事ではないかと思います。


そのためには土地探しの段階からアドバイスすることもあります。

施工会社を選ぶ助言をすることもあります。

ハウスメーカーの展示場を一緒に見に行ったり、キッチンやシステムバスのショールームでの商品選びに同行することもあります。


家を建てるとき、建築士というのは施主の味方です。

ハウスメーカーや建築会社、設備機器メーカーは「売り主」、施主は「買い主」ですから、利害は一致しません。
(そりゃ、高いモノを売った方が儲かりますから)

利害関係でいえば、唯一の施主の味方が「建築士」かもしれません。


「この土地を購入して家を建てようと思っているんだけど・・・」

「こういう家を建てたいと思っているんだけど、幾らくらい掛かるんだろう・・・」

「家を建てるのにハウスメーカーか工務店か迷っている・・・」

など、住宅に関する相談事があればお気軽に御連絡ください。


基本的にプランニングやアドバイスで費用が発生することはありません。

購入予定の土地に対する住宅設計ラフプランなどは、基本的に無料です。
(調査などで実費が発生する場合は、実費分をお願いするとこはありますが)

ハウスメーカーの見積をチェックして欲しいとか、施工会社選びのアドバイスをして欲しいという要望もOKです。

「営業の人の相手が苦手なので一緒に住宅展示場を見に行って貰えませんか?」など、ちょっと変わった要望でも、時間があれば応えたいと思います。
(住宅展示場とか、ゆっくり見れれば、結構楽しいですよね)

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浅井知彦
専門家

浅井知彦(一級建築士、コンクリート診断士、マンション管理士)

レヴォントリ株式会社 一級建築士事務所

素材メーカーで研究してきた技術者としての経験を生かし、鉄筋コンクリート造の住宅を提案。快適な住空間に仕上げるため、デザインありきではなく機能性重視の家づくりを行っています。

浅井知彦プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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