光と風を取り込む家を作る方法【神戸、芦屋、西宮で建築士と注文住宅を建てる】
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建築施工会社が決まって、いよいよ着工。
まず最初にやるのは地鎮祭でしょうか。
建築予定地に施主や工事関係者が集まって、いろいろと準備をして、神主さんに来て頂いてお祓いをして・・・という地鎮祭ですが、手順や準備などは施工会社に仕切って貰えるのでお任せで良いと思います。
ただし、神職に渡す初穂料・玉串料などの費用については、施主の負担となることが多いので、覚えておきましょう。
費用負担については、数万円~になると思いますが、この渡し方などについても施工会社からのアドバイスがあると思います。
現地での地鎮祭よりも簡単に済ませたいという方は、地元の神社で「安全祈願祭」を行うという方法もあります。
これは、施主や工事関係者が神社に赴き、工事の安全などを祈願してお祓いをして貰うものです。
個人の住宅工事で、大げさな地鎮祭を行わなくても良いという場合などに、おすすめです。
工事が始まってしまうと、現場の管理は現場監督が行うことになります。
設計した建築士も確認のために現地に行きますが、現場の責任者は現場監督です。
家の住み心地についての責任は設計した建築士にありますが、家の仕上がりを左右するのは、現場監督の力量次第といっても良いと思います。
技術力のある作業員を使い、作業内容をきちんとチェックすること。
スケジュールを管理して、仕上がりを確認すること。
これらは現場監督の裁量です。
(勿論、設計した建築士も監理しますが)
住宅の施工時、もう一つ重要なのは、近隣住民との関係を良好に保つことです。
工事中は騒音や埃、工事車両の通行などで近隣の人に迷惑をかけることも多くなります。
現場を管理する人が近隣の住民との信頼を築けないと、その後に住む施主が居づらくなります。
このあたりの裁量も、優秀な現場監督であればちゃんと対応して貰えます。
・・・大手ハウスメーカー、格安ハウスメーカーは一人の現場監督が何軒もの現場を担当していることが多く、実際に現場に来ることが極端に少ない会社も見受けられます。
こういう会社は、工事手順がマニュアル化されているので現場監督がいなくても大丈夫だといいますが・・・正直、あまり感心しません。
作業員が勝手に来て勝手に帰るような現場になるのを避けるためにも、現場監督は可能な限り、現場をみておくべきだと思います。
また、家の施工には、施主の要望で行われる別途工事もいくつか発生するかと思います。
たとえば、ホームセキュリティの設置、光ファイバなどインターネットの導入、衛星放送アンテナの取り付けなど、施主が直接申し込んで行う工事です。
これらについても、建築工事に関係しそうなことは、早めに現場監督に確認してすすめるようにしましょう。
配線などの手順次第で、工事日程が変わることもありますので、内装などの工事に取りかかる前、早めに現場監督に相談しておきましょう。



