足場板床貼り
甲南山手の店舗改装現場にキッチンがつきました。
L=1,800サイズの家庭用のシンプルなキッチンです。
シンクや作業スペースが大きくとられており、業務用としても十分に使えるレイアウトです。
立ち上がりは客席から調理台が見えないよう少し高めにして、電磁機器用のコンセントを配置しています。
キッチンの横にくっついているのは大工さんの造作で作ったレジカウンター台です。
天板は床材に使用した杉の足場板を利用しています。
キッチンの裏側です。
オーナー様のご要望で、腰壁の一部をくり抜いて本立てにしました。
枠や棚板は足場板を利用し、本が倒れないよう真鍮の棒を通しています。
レジカウンターには精算時にバッグなどを置けるよう、これも足場板を利用した台を設けています。
続いては客席部分のカウンターと物品販売用の棚です。
これらもすべて足場板を利用して大工さんに造作してもらいました。
それぞれの足場板の角はケガをしないように丸く面取りしてもらっています。
壁に貼ってあるのは平面図や内観パース、大工さんへの指示書などです。
カフェ部分の完成予想パースです。
少し暗いせいか足場板の色目がかなり違いますが…
右側の壁にカウンターを作ったことで、テーブルもこの半分くらいの大きさになります。
当初仕入れた50枚の足場板もだいぶ数が減ってきました。
来週は残りの足場板を使って、テーブルとコート掛けを造作してもらう予定です。
果たしてうまくできるかどうか、期待と不安が入り混じっています…