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コラム

戸建て住宅耐震リフォーム その5

2015年2月9日 公開 / 2019年7月29日更新

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 耐震リフォーム


長田区の戸建て耐震リフォームです。
基礎の補強工事が完了し、今日は土台の防蟻工事(シロアリ駆除)です。

型枠の解体と土の埋め戻しも終わり、新しい土台の材料も入ってきました。


まずは新しい木材に薬(木部処理剤)を散布します。
内装のリフォームではここまで出来ませんが、スケルトンリフォームの場合新築と同じ対策が可能です。

※スケルトンリフォーム…建物を骨組みの状態にまで解体し、中身を新しく造り直す全面リフォーム


次にすべての土台と大引きに薬を散布していきます。
築後に薬剤散布を行う場合は床下に潜って行いますが、スケルトンの場合その必要はありません。


柱や壁(合板等の場合)も、床上1mの高さまで薬を散布します。
これは建築基準法で、『構造耐力上主要な部分である柱、筋交い及び土台のうち、地面から1メートル以内の部分には、有効な防腐措置を構ずるとともに、 必要に応じて、しろありその他の虫による害を防ぐための措置を構じなければならない。』 とあるためで、これも新築時と同じ対応となります。


今回使用する薬剤がこちら↑。
三共化学アグロ㈱の『ミケブロック乳剤(木部処理用)』
シックハウスの原因となるVOCを削減することで、臭気や刺激性がなく人体や近隣への影響がありません。
さらに木材腐朽菌やカビに対しても高い効果を発揮します。


柱ではありませんが、玄関ドアの横の木材にシロアリ被害が認められましたので重点的に散布します。
ほとんどの木部は基礎の上にありますが、玄関まわりは土間に接しているため被害に遭いやすいです。


被害のあった部位は床上1mに限らず、可能な限り防蟻処理を行います。
柱などの「構造上主要な部位」が被害にあった場合は、取り替えや部分的な差し替えを行います。


木材表面への散布ができない場合、ドリルで小さな穴をあけて薬を注入します。
これは窓枠などの見える部分への処理としても有効です。(処理後の穴は木栓で埋めます)


最後に土の部分にも薬(土壌処理剤)を散布します。
こちらも木部処理剤とほぼ同じ成分で、人体や環境に対しては無害ですので安心です。


シロアリ対策工事が完了しました。

いくら基礎の補強を行っても、土台や柱がシロアリにやられては何の意味もありません。
木造住宅の場合、リフォームの機会にシロアリの『調査』(※有料)だけでも行うことをお勧めします。
床下などの視認可能な範囲にとどまりますが、1万円以下で被害の有無が解るだけでも収穫ですよ!

※ ただし訪問などによる無料の調査(点検商法)には十分ご注意ください。
(シロアリを持ち込まれたり、他の家の被害写真を見せられる事例があるそうですので…)

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