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コラム
「親子サークルだからこそ出来ること」とは?
2016年2月12日
今日は、JR甲子園口のサークル「のびのび母と子の会」さんに呼んで頂きました。
近年、働くママの増加や3歳児さんからの就園、プレクラスへの加入等でサークルの低年齢化が進む中、しっかり言葉を話し、身体や手足を使うことが自由にできる年齢のお友達が集まっていました。
この年齢のこどもたちが集まると、個々に違った興味のポイント、集中するタイミング、発散させる方法がハッキリと見えてきますね!
こどもたちはサークルの中で、お互いに刺激を受けて育ちあっています。
お母さんという安心で安全な場所を確保しながら、小さな探検隊のようにちょっとした冒険にトライしつつ、お母さんや、お友達の反応をみて社会性や協調性をも少しずつ身につけているのでしょうね。
親子サークルの活動では「親子で活動する」ということが基本になっているところが殆どだと思います。
子どもだけが動いて、お母さんが見学者になるのではなく「一緒に」がベースとなる親子サークル。
お母さんにとっては、時には子どもと離れて自分だけの時間をしっかり確保することも余裕ある育児には必要な事だと言われています。
けれども、なかなか「親子で楽しむ」機会がもてないのも事実。
子ども優先、親優先ではなく「一緒に」というのは案外大変な事だったりするのです。
そこで、子ども時代を経験した大人が子どもに戻る瞬間をつくることを提案します!
大人としての常識にとらわれない原始的な感覚。
シンプルに五感が喜ぶ方へ向かって遊ぶ時間を子どもと共有すること。
逆に大人がいなければなりたたない遊びを見つけるのもありかも。
そこでお薦めするのは昔ながらのわらべうたや集団遊び。
今回も「ナベナベソコヌケ」をはじめ、「アブクタッタ」や「コレハドコノジゾウサン」など、二人、三人、集団と、二人以上で楽しめるものをご紹介いたしました。
何となく遊んできたナベナベソコヌケにもちゃんとルールがあったり、ジゾウサンのようにお互いの信頼感中で楽しめたり、ひとつの遊びの中に様々な要素が詰まっていたりと、わらべうた、伝承遊びは奥が深く、心身の成長発達に密接な関わりのある遊びが満載なのです。
『のびのび母と子の会』さんでは活動の中に一緒におやつを食べる時間をご用意されています。
各自で持参された、お気に入りのおやつを嬉しそうに頬張り、にこやかにお友達にもアピールして和やかな時間…。
お母さんたちもほっと一息つきながら談笑が盛り上がりますね♪
体調不良でお休みされた皆様、どうぞ早く回復されますように。
今日御一緒してくださった親子様、お伝えし切れなかったことも沢山ありましたが、今しか持てないお子さまとの時間を楽しく味わってくださいませね。
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