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コラム
紅葉の彩りを作品に
2016年12月2日
ポトフクラブの教室がある最寄駅、JR生瀬では連日廃線ウォークを楽しむハイカーさんたちでにぎわっています。
学生時代、通学下校で生瀬駅に戻り駅舎を出た途端、キリッと澄んだ空気と青空に映える山々に迎えられるこの季節が大好きでした。
そんな山々も砕石の為少しずつ山肌がグレーになって、以前に比べるとやや寂しくはなりました。
それでも残った木々たちは季節ごとに衣替えし、秋から冬にかけての変化は素晴らしく、自然豊かなこの地で生活できる幸せに感謝の気持ちが溢れてきます。
アトリエクラスでも木の実を拾い、落ち葉を使ってクラフトを楽しむ機会が増えてきます。
それと同時に「光」を意識する活動や制作を取り入れるよう心がけています。
冬に近づくと太陽の光が部屋の奥まで美しく差し込んで来てくれます。
当たり前のように沢山の光の中で生活していますが、自然の色の中で吸収され、反射し、彩りを表出させてくれている太陽の光の美しさは格別です。
レッスンの中で部屋に差し込む光で遊ぶ子どもたち。
子どもたちは無意識のうちにその美しさ、特別な光の存在を知っているように思えます。
大人になると気が付かない「陽」の光というものを子どもの視線を通して再び感じるられる喜びがあります。
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