こどもの運動発達に有効な体操は？

1月21日木曜日、普段伺っている神戸での遊び指導をお休みさせていただき、相棒のももちゃんと一緒に西宮市の安井保育園に伺いました
最寄りに阪急夙川駅、JRさくら夙川駅がありとても立地条件の良い保育園です。

今回は「にじっこひろば」という地域に開かれた活動の中で親子体操をお伝えしていきましたが、集まられた親子さんの表情が伸びやかで、こどもたちの其々の表現が安心感に満ちているのが印象的でした。
普段から活発に地域に関わる子育て支援をされていることが親子さんのご様子からもみえてきます。
年齢層はだっこのベビーちゃんからジャンプもランもお手のものの３歳さんまで幅広く、同じ体操でも各々にポイントが変わってきます。
今回、初めての出会いの中で、親子さんがまず楽しめて、ちょっとした発見や気づきができ、活動後も日常の生活の中で意識して親子で身体を使って楽しめるようプログラムをたてました。
丸々１時間しっかりと身体を動かし、私自身も気持ちの良い汗をかくことが出来ました。
活動の中でお話をさせていただきましたが、こどもにとって一番有効な体操は集団で行う「鬼ごっこ」だと思っています。
鬼から逃げるという動きは、ただ走るだけではなく、ランダムな動きの中で自分の進む方向を瞬時に判断し、鬼の位置や、他の友達の動きをとらえ、緩急、高低、様々な身体の機能と頭をつかい心も動かすことにつながっています。
現代のこどもたちにとっては、場所の確保、こどもの数など、鬼ごっこが充分に楽しめる条件が整いにくい状況といえます。
そう考えると保育施設や幼稚園の自由あそびでの鬼ごっこ体験はとてもとても貴重な時間ですね。

今日のこどもたちはというと、終了後も室内から園庭に場所を変え、また元気いっぱい走り回っている姿もみられましたよ！