介護業界 人材確保2016
慢性的な介護職員が不足
厚生労働省は、団塊の世代が75歳以上になる2025年度に介護職員が約38万人
不足するとの推計を発表した。高齢化で介護サービスの利用者が増えて253万人の
介護職員が必要になるが、今の増員ペースのままでは215万2000人しか確保できない
見通しではあるが・・・
介護サービスの需要が増える一方で、少子化で働く若者世代が減少し、人材供給が
追いつかないことが影響している。
新しい総合事業により、流れがかわる?
しかし、新しい総合事業が展開されると、無資格(ボランティアなど)の方々が、これまで
通所介護・訪問介護のサービスの一部を担うことになり、この部分の職員不足は、解消
されるのではないかと考える。
また、このような役割を担うことにより、新たに資格取得を目指す人材も俗化するのでは
ないかとも考えられるのでは?
また、介護職員が不足することにはなるのかと思われるが、新しい総合事業において
確実に介護職員の専門性が問われることになり、このことによって、介護職員の職種
に地位向上がなされることを期待する。
すなわち、地位向上において、賃金の向上も目指すことが可能となる!