ウィークポイントこそがストロングポイントになるのです!

深田洋史

深田洋史

テーマ:オーダーメイドのゴルフスウィング

自分の強みを出し切りましょう!
ウィークポイントこそがストロングポイントになるのです!

先日のラグワールドカップ、日本VS南アフリカをみて感じたことをゴルフに応用しようと思います。
予選プールでは4戦全勝。ティア1と呼ばれる最強豪国のアイルランド・スコットランドにも勝ち、『日本はティア2と呼ばれるべきではない』と各国の指導者や選手たちからも高い評価を得ました。
私もラグビー経験者として、非常に誇り高い気持ちになりました。
しかし決勝トーナメント、通称ノックアウトステージに入り、南アフリカとの試合では3:26とノートライに抑えられ完敗しました。
もちろん初戦のオールブラックス(ニュージーランド代表)との試合以外は、楽々と勝ち上がってきた南アフリカと、すべての試合に死力を振り絞って戦ってきた日本とでは体力的にも選手の消耗度的にもかなりの差があったと思われます。
南アフリカは、この消耗度の差も踏まえて『自分たちのストロングポイント』を最大限活かしてきました。
それは『大きくて強い』というところです。
日本のスピード感あふれる攻撃を、早い出足で潰し、大きくて強いフォワードを前面に押し出し、力勝負を仕掛けてきました。
つまり、疲れ傷ついた日本にはこの体力勝負が堪えたのです。

さてここからはゴルフの話に戻しましょう。
私もつい熱くなって、ラグビーの話をし過ぎてしまいました(苦笑)

ゴルフでも自分のストロングポイントを最大限に活かすというのは、大変重要なことです。
ではその『ストロングポイント』が何なのか?を分かっている方は、あまり多くないと言わざるを得ません。
ただ漫然と『飛ばしたい』。『いいスコアが出したい』と思っているだけでは、自分のストロングポイントは見つけられません。
ではどうしたら自分のストロングポイントを見つけられるのでしょうか?
結論から言いますと、それは『自分のウィークポイント=弱点』を見つけることです。
例えば私の場合ですと、ドライバーの飛距離は240~250ヤードしか飛びません。
これは一般の方なら十分な飛距離ですが、プロとしては飛ばない方です。
ですから400ヤードを超えるパー4などでは、セカンドショットで長いクラブを持たざるを得ないため、距離を欲しがり、ついついティーショットで力んでしまいがちで、ミスが多くなりがちでした。
つまり『飛ばないこと』が私のウィークポイントだったのです。
ではどうすればそれを自分のストロングポイントに変えられるのか?
飛ばないから力む。曲がる。スコアを落とす。
ならば『飛ばさなくてもいい』『セカンドで乗らなくてもいい』と考えを変えました。
そして『その代わり、3打目ではパーセーブできるところまで寄せる』ことに力を注ぎました。
要するにアプローチを磨き、これをストロングポイントにしたのです。
その結果、バーディーは取れなくとも極力ボギーを打たないゴルフができるようになりました。
もちろんこれはバーディーを獲りに行くゴルフではありません。
つまり試合用のゴルフではないのです。
しかし私の職業がティーチングプロである以上、自分のスコアを伸ばす以上に生徒さんのゴルフを良くする方が大切です。
だからこれが、アプローチこそが私のストロングポイントになるのです。

皆さんの場合、弱点が飛ばないことであったとしたら、『何とかもっと飛距離を!』と、飛ばすことだけに夢中になりがちです。
しかし飛ばすことよりも、寄せることの方が練習しやすいですし、上達も速いです。
また飛距離は出るけど曲がる!という方は、その飛距離を落とさないようにするべきですね。
距離を落としてでも曲げないより、距離を保ったまま曲がらないようにした方がストロングポイントになりますよ。
この場合は、曲がることがウィークポイントなので、距離を落とすのは自分のストロングポイントを殺すことになるからです。

いかがでしたか?
さて自分のウィークポイント=ストロングポイントに変えられるのはどこか?は、お分かりになりましたか?
もし『やっぱり分からない』と思われましたら、是非オーシャンゴルフアカデミーをお訪ねください。
貴方のストロングポイントがどこなのか?を一緒に見つけましょう。
まずはお気軽に無料体験レッスンにお越しくださいね。

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