軽く上げて強く振るができるようになると 飛距離は上がります
スウィングの分析
もっと飛距離が欲しいTさんの場合
3月10日のラストはTさんです。
最近のTさんは、飛距離も伸びて精度も上がっています。
しかしさらなる飛距離アップは、もちろん可能です。
ではどこを直したら、もっと飛距離が伸びるのか?を解説していきましょう。
実際の位置を示す青い線が赤い線を追い越しています。
ちょっと上げすぎていますが、いかつてのTさんはここまで捻転できませんでしたから、これは許容範囲のエラーといっていいでしょう。
きちんと左肩が右の股関節の上まで廻っています。
2では緑の矢印方向へ踏み込みが始まっています。
3では左腰が回転を始めており、ここまでは文句なし!の状態です。
4では少し上げすぎたせいでやや振り遅れていますが、フェース面は正面を向いており致命的なミスにはなっていません。
5でも白い枠で囲った部分の手首は、しっかりとコックができており飛ばす準備はできていると言ってもいいでしょう。
ところがです!この6で致命的なエラーが起こっています。
それは、Tさん、黄色い矢印方向=下向きに手を振っているのです。
白い枠で囲った部分の手首とフェース面は完璧なのですが、振る方向を間違っています。
ここでは右手を下向きにではなく、前に出す感覚で押していかないといけません。
下向きに振ろうとすると、インサイドからヘッドが出ることになり、すくい打ちかプッシュアウトの危険が高くなるのです。
7では下向きに振ろうとした結果、コックがほどけるのが早くなり90度立っていないといけないシャフトが既にリリースされてしまっています。
8では横殴りに近い形で来ており、白い枠で囲った部分の手首が伸びてしまっています。
9では7と8でも赤い矢印で示したように、上体が回転していないといけないのに、下におろしてしまったため左肩が支点になってしまい、肩と腰が廻っていません。
ひざも正面を向いており、青い線の方向にスウェイしています。
だから10では、白い枠で囲った部分の手首がヘッドより前に出てしまい、また下の白い枠で囲った部分の左かかとが、回転せずに動いているため行き場を失い浮いてしまっています。
11では左ひじが行き場を失い、後方に逃げています。また左かかとがより浮いていますね?
12ではのけぞったような形になり、かかとは浮いたままです。
Tさんがもっと飛距離を伸ばすには、6のようにクラブを下に引き下ろすのではなく、右手を前に出すような形にすれば治ってきて伸びます。
何故前に押すのか?といえば、右手を前に押しても左手は左肩についているので、放っておいても下におりてくるからです。
それを下におろそうとすると、二重の動きになってパワーをロスしてしまうのです。
いかがでしたか?
皆さんはご自身のエラーの原因がどこにあるのか?を分かっていますか?
一生懸命振っているのに、思ったほど飛ばない。
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