きちんと右ひじが使えれば、飛距離は伸びます!
エラーを指摘されても、どうしても直せない方があります
また自分ではやっているつもりでも、できていない方もあります
レンジでのレッスンではできているのに、コースではできない。
こんな経験、皆さんにもあるのではないですか?
自分たちだけでラウンドしている場合、きちんとエラーを指摘できる、さらには修正方法を教えてくれる人はいないわけですから、直せなくても仕方がありません。
しかし私のようなティーチングプロと一緒に廻って=ラウンドレッスンを受けても直らない方の場合、いくつかの原因を考えなければいけません。
まず考えられるのは、身体的特徴によってできない場合です。
この場合、プロが『できるやり方』を見つけてあげない限り、ずっとできないままです。
次に考えられるのは、乱視等によるアドレスの錯誤です。
意外と皆さん気づいておられませんが、乱視でアドレスが狂うことは結構あることなのです。
この場合、眼科に行って検査してもらい、矯正してもらえば直ることが多いです。
もうひとつは、『思い込み』です。
これが一番厄介ですね(笑)
人間というのはかなり保守的な生き物で、今までやってきたことを変えるのにはかなりの努力を要します。
だから『アドレスが左を向いています。もっと右を向いてください』と言われても、『ボールが真ん中すぎます。もっと左足寄りにセットしてください』と言われても、頭では『やらなくちゃ』と思いますし、『これでいいだろう』というところまでやっているつもりなのですが、実際には体が拒否してしまって、やはり左を向いたままとか、ボールが真ん中寄りにあるとかになりがちなのです。
この場合、繰り返し足元にバーやクラブを置くなどして、体に間違いを認識させないといけません。
そして何よりそのアドレスで打った時に『いい球』が出ることです。
脳は楽しいことや嬉しいことを優先的に覚えるんだそうです。
だから『いい球が出た!こっちのアドレスの方が楽しい!』と思わせてやることが大切なのです。
今までとは違ったアドレスやスウィングに抵抗を示す体に対して、快感という刺激与えて変えてやる。
その繰り返しが、スウィングを進化させ深化させます。
それは前回のコラムで取り上げさせて頂いたMさんが実証されています。
Mさんは、アドレスの時にひどく左を向いてしまう癖がありました。
直して打ってもらうといい球が出るのですが、次のショットではまた左を向いてしまいます。
しかし根気よく修正を続けた結果、ハーフで48という人生初のスコアを出すことができ、昼の休憩時間に体は『この向きって気持ちいいんじゃないの?』と思い始めたようです。
午後からのハーフでは、私が直す回数は目に見えて減り、ご自身で真っすぐ(ターゲットに対してスクウェア)に立てる回数が激増しました。
ご自分では『これがまっすぐだ!』と思われていても、外から見ると斜めになっているというのは、よくあることです。
ご自身で足元にクラブを置いてみるとか、誰かに診てもらわないと直らないことがほとんどです。
また自分の感覚を絶対だと思わず、間違っているかもしれない?と思える志向の柔軟性も必要になります。
自分は絶対に正しい!となってしまうと、プロに教わっていても素直に聞けず、結局同じところを堂々巡りしてしまいますよ。
感覚的に違っていたとしても、指摘されたことは素直にやってみる。
やってみて上手くいったら、体はそちら(変更した後)のスウィングを正しいと認識するようになります。
そうやって自分の悪い癖を修正し、自分に合ったアドレスを身につけていってください。
オーシャンゴルフアカデミーでは、貴方にあったアドレスの取り方をお教えしております。
自分はもしかして思い込みでやっているんじゃないかな?と思われました、お気軽に無料体験レッスンにお越しくださいね。