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エラーは静止状態と始動時に多く起きるのです

2018年8月20日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:スウィングの分析

コラムカテゴリ:スクール・習い事

スウィングの分析
始動でミスすると、そのあとすべてに影響があります。

先日のラウンドレッスンでの生徒さんのスウィングを、3回に分けて分析していきましょう。
登場順は、レッスンを申し込まれた順です。
最初はIさんです。
Iさんは、現在関東在住でお盆やGW等の帰省時にしかレッスンが受けられません。
そのため、レッスンを受けられるときは、チョッとぎゅう詰めになってしまうのは仕方ないです(笑)
では解説をしていきましょう。
(赤い線は本来あるべき位置。青い線は実際の位置。紫で囲った所は、注意して見て頂きたいところです)

1では、フェースが開いて上がっているのが分かりますね?
本来は紫の線の方向に上がっていないといけないのですが、この時点でフェースが後ろに引けています。
開いたまま上がっているため、右ひじが後ろに引けてしまい、軸が立ても横もクロスしているのが分かると思います。
3では軸は赤い線の所にまで来ていますが、無理をして上げているので右ひざが流れてしまっています。

4では、体は良く廻っていますし、よく左に踏み込めていっています。。
ただチョッとトップで右ひじが引けているため、シャフトが横殴り気味に下りてきてしまっていますね。
赤い線と青い線のズレが、そのまま5でのひじの引けにつながっています。
6ではシャフトが円回転ではなく、縦方向に上がっているのが分かると思います。

Iさんには、前日に少し新しいことをレッスンさせて頂きました。
そのせいで当日は迷ってしまわれたのだと思います。
この1の時に、フェースが開いて上がりさえしなければ、この後のズレは生じなかったでしょう。
つまりIさんのミスは、たった一点、『テイクバックの始動で、手首をこねてしまった』に尽きるのです。
その証拠に、今まで苦労されていた『体の捻転』は、背中が見えるほどに廻っていますし、ダウンスウィングでも、きちんとコックがほどけずに下りてきています。
また体重移動も、きちんとできています。
レッスンは、すぐその場で身につくものではありません。
Iさんも、先日の練習をしていかれれば、このエラーも修正できて、さらに一歩先のスウィングにステップアップされるでしょう。

練習は裏切りません。
皆さんも、地道かもしれませんが基礎をきちんと反復練習してくださいね。
基本こそが上達への近道ですから。
オーシャンゴルフアカデミーでは、皆さんが上達されるお手伝いをさせて頂いております。
お気軽にお訪ねになって下さいね。

この記事を書いたプロ

深田洋史

ゴルフレッスン&クラフトのプロ

深田洋史(Craftsman Golf Shop Ocean CLUB)

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