飛ばしたいと欲を出すのは悪いことではありませんよ
私はゴルフの医者です。
私の考えるゴルフの医者とは、スウィングを修正する内科医と、クラブを修正する外科医の両方です。
しかし最近それに新たな科目が加わりました。
それは心療科と病理科です。
心療科とは読んで字のごとく、メンタル面でのサポートです。
前回のコラムでも書きましたが、ゴルフにおいてメンタルは大変重要なファクター(要素)です。
プレーヤーのメンタル面までケアして初めてゴルフの医者と言えるのではないか?と最近考えるようになり、あのようなコラムを多く書いています。
もうひとつの病理科というのは、本物の病院でなら、患者さんの切り出された患部を診て、その特徴などから病名を特定する科目です。
まぁ先にバラしてしまえば、私は医療漫画が好きで、その中に『フラジャイル』という病理医を主人公にしたものがあるんですね。
それの影響が大きいです(笑)
さてそのフラジャイルの中で、主人公が言うんです。
『ビビッて引いちゃうような病理医なんてゴミでしょ?』と。
臨床医(実際に患者を担当するお医者さん)と見解が異なる時、この主人公は徹底的に病気がなんであるか?を洗うんですね。
そして『10割』の診断が出せるところまで調べきる。
もちろんそのやり方たるや、他の病理医なら『おいおい、ここまでやるのかよ?!』というところまで徹底的にやります。
まぁ漫画の中では、チョッと傲慢不遜に見えるくらいに描かれていますが、やっていることは徹底して『患者のため』なんです。
私もゴルフの医者である以上、内科・外科以外にも『心のケア』もやらないといけないなぁと思っています。
また、徹底的にエラーの原因を洗い出し、患者(生徒)さんを直せるようにならないといけないとも思っています。
全ては生徒さんのためにです。
生徒さんと意見が食い違ったとき、ヘラヘラして引いちゃうようなプロなんてゴミでしょ?(笑)
相手が『そうか!』と納得できるまで原因を探り、どうやったらそのエラーが直るのか?を見つけ出す。
残念ながら私はまだフラジャイルの主人公のように『10割の診断』は出せません。
しかし目指すところは、あくまでも10割です。
オーシャンゴルフアカデミーに行けば、ほとんどのエラーは直してくれる。
その域にまで達したいと思っています。
ほとんど? すべてではなく?と、思われた方もあるかと思います。
はい、ほとんどなんです。すべては無理です。
今の医療でもそうですが、『手遅れ』もあれば、『未知の病』もあります。
何十年と『そのスウィング』をされてきた方が、急にスウィングを変えようとしてもすぐに直るのか?といえば、それは大変難しいです。
また『どうしてこんな球になるんだろう?』という方もあります。
既存のスウィング論では直るはずのことをやっても、どうしても直らない。
何回か診させて頂いているうちに、『身体的な特徴』に気づく。
そんなスウィング論だけでは直しようのないエラーもあるからです。
ゴルフの病理医になろうとしている私は、この『未知の病』も克服していきたいと願っていますが、今のところそれはまだ10割には届きません。
だから『ほとんど』であって『すべて』ではないんです。
貴方のショットがおかしい時。原因を、病理的に解明し対処法を考える。
もしかしたらスウィングが狂っているのかもしれません。
なら内科的処方で直しましょう。薬はあります。
もしかしたらクラブが合っていないのかもしれません。
なら外科的処方で直しましょう。合ったクラブをお作りします。
もしかしたら思い込みや心的外傷(過去のミスショットを引きずっている)かもしれません。
なら心療的処方で直しましょう。メンタルケアも致します。
そんなゴルフの医者を私は目指しています。
皆さんも、ゴルフのことで悩まれましたら一度『ゴルフの医者』にかかってみませんか?
どうぞお気軽に無料体験レッスンを受けてみてください。
きっと貴方が納得できる治療法が見つかると思いますよ。