冬場のラウンド時の服装

2018年1月30日公開 / 2021年3月1日更新

テーマ：ゴルフあれこれ

コラムカテゴリ：スクール・習い事

先日来られた生徒さんとの会話です。
（以下、生は生徒さん。私は私）

生『先生、こう寒いといっぱい着込まんとあかんので、動きがメチャ悪いんですわ。なんかえぇ方法おまへんか？』
私『何をどんなふうに着てるんです？』
生『長袖のヒートテックに長袖のシャツ、それにセーター着てからダウンジャケットですわ。』
私『ははぁ、それはゴテゴテしすぎですね（苦笑）　で、下は？』
生『下？　あぁ、ズボンでっか？　えっと、パッチはいて厚手の綿パンですわ。』
私『なるほど。そうですね、私みたいな薄着は一般の方ですと風邪をひいてしまうでしょうからお勧めはしません。』
私は極端に寒さに強いため、今くらいの気温でも『長袖のアンダーアーマー（夏用)に半袖のポロシャツ。その上にはベストのみでラウンドしています。
だから普通の方が私の真似をすると、動きやすくなるどころか逆に体が動かなくなってしまいます（笑）
私『まずはダウンを脱ぎましょう。それからネックウォーマーをして、薄着のウィンドブレーカーを羽織るんです。』
生『え？寒いですやん！』
私『はい、だから代わりに下を替えるんです。』
生『パッチははいてまっけど？』
私『綿パンの上に、風を通さない素材のもの。俗に言う『シャカシャカ』をはくんです。で、腰にカイロを張り付ければいいでしょう。』
生『そんなんで寒さしのげます？　わし先生みたいに寒いのん強ないしなぁ。』
私『大丈夫ですよ。ちゃんと根拠があります。首筋と脇の下と太ももに大きな血管が走っているのはご存知ですか？』
生『い・・・いや、知りまへん。』
私『夏の熱中症の時に冷やす部分なんですよ。体表近くにある太い血管を冷やすことで体温を下げるんです。だからこれの逆をやれば、体は温まります。』
生『はぁ・・首と脇と太ももでっか。そういや夏のラウンドで茶店入った時に首筋冷やすと気持ちよろしもんなぁ。』
私『そうでしょう？　だから逆に首筋をネックウォーマーで、下半身は風邪を通さないシャカシャカで守ってやると、厚着をしないでも体はそんなに冷えないんです。』
生『ホンマでっか！　よっしゃ！ええこと聞いた。これで○○に負けへんで！』
喜んで帰られました（笑）　

皆さんも冬場のゴルフでは厚着をしたくなりますが、上記のような方法を使って、是非上半身を動きやすくしてください。
ただし、決して私の真似はしないでくださいね。
代謝が上がりますから、ダイエットには効果的だと聞いたことがありますが、効果が出る前に風邪をひいてしまいますから（笑）