どこか具合が悪い時は、スコアを諦め楽しみましょう
私は、ラグビーをやっていた時に膝を壊しています。
その他にも骨折・靭帯損傷等々、故障個所は数え切れません(汗)
そんな私が先週のラウンド時、膝に端を発する無理がたたって階段の上り下りさえ支障をきたすような状態になってしまいました。
そこで思い出したのがAさんのことです。
Aさんはオーシャンゴルフアカデミーに入会当時76歳でした。
(以下AはAさん。私は私)
A『わたくしは左の手首と足首にリウマチを持っています。』
私『あぁ、それは大変ですね。痛いですか?』
A『いえ、痛みはそれほどでもないです。でね、今はプールでウォーキングなんかをしてるんですけど、ゴルフもやってみたいなぁって思ったんですのよ。でも、私みたいなおばあちゃんでは、もう無理でしょうかねぇ?』
私『そんなことはないですよ。ゴルフを始めるのに早すぎることはない。また遅すぎることもないという格言もありますから(笑)』
A『でもリウマチ持ちができるでしょうか?』
私『やれますよ。痛くないようにすればいいんです。』
A『できますかしら?実は今までにもいくつかのレッスンを訪ねてみたんですけど、どこも無理だって言われたんですのよ?』
私『そうですか。でも大丈夫です。まずAさんの体の動きを見せて頂いてもよろしいですか?』
初めてクラブを振るということなので、無理のないよう、かつ軽く動けるようにクラブを選択し、スウィングの基本をお教えしました。
A『あら?当たりますわね。』
もちろん強い球ではありません。しかし、ちゃんと真っすぐに飛んでいます。
私『痛いところを使わないようにして、しかもかばいながら動かせば大丈夫です。手首と足首は痛いですか?』
A『いいえ。不思議ですわ。』
いつもなら、20分ほど水中ウォーキングをしたら痛むリウマチが痛まないというのです。
私『Aさん、水中で歩く時も「こうやらなきゃいけない」という固定観念あるいは自己暗示があるんだと思います。でもゴルフは全くの未経験なので、そんなものが一切ない。だから無理をせずにできて、痛くないんじゃないかと思いますよ。』
A『なんでもいいです(笑) わたくし、ゴルフができるということだけで嬉しいんですから。先生、さっそく来週から通わせて頂きます。でも道具は・・』
私『大丈夫です。クラブは今日みたいにお貸ししますから。手ぶらでお越しください。』
A『ありがとうございます。あ~なんか嬉しいわ。』
この方や私のように体に故障を持っていても、ゴルフはできます。
もちろん健常者と同じとはいかない部分もありますが、いくらでも楽しみようはあります。
体のどこかが悪いからといって諦めず、一度オーシャンゴルフアカデミーをお訪ねになってみてください。
故障のエキスパート?(笑)が、貴方だけのスウィングをお作りいたします。
一緒にゴルフを楽しみましょう!