「結婚したらキャリアはどうなる?」不安を抱えるあなたへ
「自立した大人のための結婚設計
── キャリアと人生をどうつなぐか」シリーズの【第1回】です。
結婚を一人で決めなくていい理由
仕事も生活も、自分で選び取ってきた。
一人暮らしをして、収入もあり、人生を人任せにしているわけではない。
それでも——
結婚について考えるときだけ、
「これでいいのだろうか」と立ち止まってしまう。
最近、こうしたご相談がとても増えています。
これは、迷いが多いからでも、覚悟が足りないからでもありません。
むしろ私は、自立している人ほど、結婚を一人で決めきれなくなる
と感じています。
なぜ「自立している人」ほど迷うのか
今は、結婚に関する情報があふれています。
年収、年齢、条件、価値観、共働き、子ども、ライフプラン。
調べようと思えば、いくらでも情報は手に入ります。
けれど、情報が多いほど、
「自分にとっての正解」が分からなくなることがあります。
仕事であれば、
・目標
・評価基準
・期限
が比較的はっきりしています。
一方、結婚には
明確な正解も、期限も、評価基準もありません。
だからこそ、自分で考え、決めてきた人ほど、
結婚を「一人で判断しきれない選択」だと感じやすいのです。
一人で決めようとすると起きがちなこと
結婚を一人で決めようとすると、
多くの方が、次のどれかに傾いていきます。
条件だけで考えてしまう
- 周囲の意見に影響されすぎる
- 決断を先延ばしにする
- 逆に、焦って決めようとする
どれも「真剣に考えている」からこそ起きることです。
ただ、頭の中だけで考え続けていると、
思考は同じところを何度も行き来し、
不安だけが大きくなってしまうことがあります。
専門家に相談する=依存ではありません
結婚の相談というと、
「誰かに決めてもらう」
「依存してしまう」
そんなイメージを持つ方もいます。
けれど実際は、その逆です。
専門家に相談することは、
【答えをもらうことではなく、
考えを整理するための“壁打ち】です。
キャリアについて考えるとき、
一人で抱え込まず、
第三者の視点を使うことがあるように。
結婚もまた、
人生全体に関わる大きな選択だからこそ、
一度、外の視点を使って整理してもいいのです。
結婚は「一人で背負う決断」ではない
結婚は、
一人で抱え込み、孤独に決断しなければならないものではありません。
誰かと話しながら、
自分の考えや不安を言葉にし、
「自分は何を大切にしたいのか」
を整理していく。
そのプロセスそのものが、
納得のいく選択につながっていきます。
自立しているからこそ、相談していい
自立している人は、
「自分で決めなければいけない」
と無意識に思いがちです。
でも実は、
自立している人ほど、
専門家の視点を上手に使える人
でもあります。
結婚を一人で決められないのは、弱さではありません。
人生を軽く扱いたくない、という誠実さです。
結婚する・しないは、まだ決めなくて構いません。
まずは、自分の気持ちや考えを整理するところからで大丈夫です。
もし一人で考えることに限界を感じたときは、
「決断するため」ではなく、
~「整理するための時間」~として、
専門家との対話を使ってみてください。
次回は、
「自立している人ほど、結婚に不安を感じる理由」
について、もう少し深く掘り下げていきます。



