再婚するか決められないのは、弱さではありません
結婚や再婚を急いで決める前に、
人生の分岐点で立ち止まり、
これからの生き方を整理するためのコラム第3回目です。
離婚経験は、人生のマイナスではありません
離婚を経験した方の多くが、
心のどこかで自分に問いかけています。
「自分には、何か足りなかったのではないか」
「もっと違う選択ができたのではないか」
「結局、失敗だったのではないか」
けれど私は、仲人・カウンセラーとして長年多くの方と向き合う中で、
離婚経験そのものを“人生のマイナス”だと捉えている方ほど、苦しんでいる
と感じてきました。
離婚=失敗、と思い込んでいませんか
社会の中では、今でも
「結婚は続けてこそ価値がある」
「離婚は失敗だ」
という空気が残っています。
そのため、離婚を経験すると、
誰かに責められたわけではなくても、
自分で自分を責め続けてしまうこと
があります。
けれど、結婚生活は
一人で成り立つものではありません。
価値観、タイミング、環境、心身の状態。
さまざまな要素が重なり合った結果として、
一つの関係が終わることもあります。
そこに
「どちらか一方が悪かった」
という単純な答えがあるとは限りません。
離婚経験が教えてくれたもの
離婚を経験した方は、実は多くのことを知っています。
◎自分が何に無理をしていたのか
◎何を大切にしたかったのか
◎何が積み重なると苦しくなるのか
これは、順風満帆な結婚生活だけでは
なかなか得られない気づきです。
離婚は、
「何も得られなかった出来事」ではなく、
人生の中で、自分を深く知る機会
だった
とも言えます。
「同じ失敗をしない」より大切なこと
再婚を迷っている方の中には、
「同じ失敗を繰り返したくない」
という思いが強い方も多くいらっしゃいます。
その気持ちは、とても自然です。
ただし、
「失敗しないこと」だけを目標にしてしまうと、
人は慎重になりすぎて、
新しい関係そのものを遠ざけてしまうことがあります。
それよりも大切なのは、
「自分は何を学んだのか」
「次は何を大切にしたいのか」
を言葉にできることです。
経験を振り返り、意味づけができたとき、
離婚は「足かせ」ではなく
「判断軸」に変わっていきます。
離婚経験があるからこそ、選べる未来
離婚を経験したからこそ、
もう一度、人生や結婚を考えるときに
以前とは違う視点を持つことができます。
◎無理をしない関係
◎自分を失わない距離感
◎安心して話せる相手
これらは、
経験がなければ言葉にしづらいものです。
離婚経験は、
未来を閉ざすものではありません。
むしろ、これからを選ぶための材料
です。
自分の経験を、どう扱うか
過去の出来事は変えられません。
けれど、
その出来事にどんな意味を与えるか
は、
これから先、何度でも変えていけます。
離婚経験を
「失敗」として抱え続けるか、
「自分を知るための経験」として整理するか。
その違いが、
この先の人生の選択を、大きく左右します。
離婚経験をどう受け止めるかは、人それぞれです。
正解を決める必要はありません。
ただ、一人で抱え続けなくてもいい、ということは確かです。
もし、自分の経験をどう整理すればいいのか分からないときは、
気持ちや考えを言葉にする時間として、
個別カウンセリングをご利用ください。
次回は、
「『再婚=幸せ』とは限らない。でも──」
というテーマで、
結婚を“目的”にしない考え方についてお話しします。
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