結婚前提の交際・・・・破局後に婚活が一気に進む人と、止まる人の違い

自念真千子

自念真千子

テーマ:理想の結婚を叶えるヒント【 成婚につながる考え方と行動のヒント】

真剣交際の破局後に婚活が一気に進む人と止まる人の違いについて

──「人生設計」の観点から見る、立ち直りの専門分析──
神戸三宮の結婚相談所マリッジマネジメントセンターの自念です。
仲人として25年、多くの会員さまの「交際の始まりから成婚、そしてその後」までを見守ってきました。
その中で、真剣交際が終わったあとの“反応の違い”が、その後のご縁に大きく影響していることに気づきます。

破局は、婚活において最も心が揺れる出来事です。
しかし私は、これを 「婚活が進む人」と「止まる人」を分ける分岐点」 として捉えています。
そして、これは「性格の強さ」や「恋愛経験の多少」ではなく、「人生設計の軸を手放すかどうか」という視点をもてるかどうか にあります
破局後に気持ちが止まってしまう人は、実は “結婚を諦める選択肢に近づいていることに気づかないまま”、歩みを止めてしまっている のです。
今回は、専門家として客観的に、
破局後に前に進んでいく人/止まる人の違い を分析し、その背景にある“人生の選択”についてお伝えします。

分岐点で差がつく“婚活が進む人・止まる人”

1. 破局後の反応は「前に進む」か「止まる」かの二択ではない

多くの人は「破局したから止まるのは自然」と思いますが、実はそこに大きな差があります。

進む人

・一時的に落ち込むが、やがて感情を整理できる
・破局を「相性やタイミングの問題」と理解する
・“結婚したい未来”という人生設計を見失わない
・自分の価値を否定しない
・行動再開が早い

止まる人

・破局=「自分は結婚に向いていない」と解釈する
・未来ではなく“過去の失敗”に思考が固定される
・感情が長期間まとわりつき、動けなくなる
・本来描いた人生設計を手放してしまう
・「少し休む」が“婚活の停止”に変わりやすい

表面的には“気持ちが止まる”だけのように見えます。
しかし深く見ると、人生の方向が無意識に変わり始めている瞬間です。

2. 進む人は「破局=自分の価値否定ではない」と理解している

破局のダメージを大きくするもの——
それは“意味づけ”です。

止まる人の典型は、

  1. 「またダメだった」
  2. 「私は選ばれない」
  3. 「もう無理かもしれない」



と、破局の出来事を “自分の価値の否定” と結びつけてしまうこと。
すると、婚活のステージを一段下げてしまい、再スタートが遅くなります。

一方で進む人は、

  1. 「ご縁ではなかった」
  2. 「学びがあった」
  3. 「次の人とはもっと合うかもしれない」



と、出来事を “未来のための経験” と捉えているため、思考の向きが自然と前に向きます。

ここで大事なのは、
進む人が特別ポジティブなのではないということ。

正確にいうと、
自分の人生の軸を手放さない習慣があるということ
です。

3. 止まる人は「結婚を諦める」という選択を無意識に取っている

止まる人は、

  1. 「一度落ち着きたい」
  2. 「しばらくいいかな」
  3. 「気持ちが戻るまで…」


と、自分を守るために“自然に少し休む”つもりなのですが、
実はその行動は 「結婚の優先順位を自分で下げている」
行為です。

そして怖いのは、
結婚をあきらめる方向に向かっていることに自分では気づかないまま、流されてしまうこと。

人は“意欲を持ち続ける”より、“意欲を手放して楽になる”方がはるかに簡単です。
そのため、気づかないうちに人生設計が変わり、
「本来望んでいた未来」ではない方へ歩いてしまう。

これが、仲人として私が何度も見てきた“止まる人”の共通点です。

4. 進む人は「正しく諦められる」

“諦める”には2種類
あります。

やってはいけない諦め

→ 自分の未来や価値を手放す「自己放棄」
(止まる人はこちら)

進むための諦め

→ 執着を手放し、気持ちを切り替える「健全な諦め」
(進む人は、これが自然にできる)

破局した相手への執着を手放すことで、
“次のご縁が入るスペース” が生まれます。

これが、破局後すぐにご縁が繋がる人の特徴です。

5. まとめ:破局で人生が止まらない人は、“自分の人生を諦めない人

破局は辛い出来事ですが、
それは 結婚が遠のくサインではありません。

むしろ専門家としては、
破局が転機となり、結婚が一気に進む人をたくさん見てきました。

最大の違いは、

「自分の人生計画を、破局によって手放さないこと」 「自分の未来を諦めないこと」
です。

婚活が止まるのは、気持ちの問題ではなく、
人生の舵を“無意識に”手放してしまうから。

婚活が進む人は、
その舵をしっかり握り続けられる人です。

あなたの人生は、あなた自身が決めることができます。
破局は、未来の扉を閉じる出来事ではなく、
本当に合う人を見つけるための、ただの通過点です。

どうか自分の人生を諦めず、未来に向かって歩いていってください。
その道の先にこそ、あなたの本当のご縁があります。

婚活は決して簡単な道のりではありません。
破局や停滞を経験すると、「このまま一人なのかもしれない」と
未来が曇って見えることもあります。

しかし、あなたの人生の舵は、いつでもあなたが握り直すことができます。
どんな状況からでも、再び前へ進む方法は必ずあります。

もし今、
「一人では気持ちの整理が難しい」
「自分の婚活がどこで止まっているのかわからない」
そう感じておられるなら、一度ご相談ください。

あなたが描いていた人生設計を取り戻し、
再び“結婚という選択肢”を手にできるよう、専門家として寄り添い伴走いたします。

ご相談・お問い合わせはこちらから

【専門家プロフィール】
マリッジマネジメントセンター代表 自念 真千子(じねん まちこ)

神戸三宮で25年以上にわたり、仲人として数多くのご縁を見守る。
国家資格キャリアコンサルタント・産業カウンセラーとして、
“キャリア×人生設計×結婚” の三領域を統合した独自の婚活支援を行う。

一人ひとりの価値観・働き方・人生の軸に寄り添い、
その人にとって無理のない婚活スタイルと相性の合うお相手像を提案。
心理的サポートとアナログのご縁つなぎを組み合わせた “人生相談型の結婚相談所” として、
30代・40代を中心に高い成婚率を維持している。

「結婚はゴールではなく、人生を豊かにする選択のひとつ」
その考えのもと、婚活がうまくいかない理由を科学的・心理的に分析し、
一人ひとりが “自分の人生を諦めない” 婚活を伴走している。

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自念真千子
専門家

自念真千子(キャリアコンサルタント)

M.M.C (エム.エム.シー) マリッジマネジメントセンター

30代の男女の恋愛と結婚を支援。働き方・価値観・生活設計を大切にし、今も結婚後も幸せでいられるご縁づくりを地域密着・仲人型でサポートします。恋愛の悩みから結婚後の幸せまで寄り添います。

自念真千子プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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