コロナ禍の今、婚活はどうなってる？婚活の現状について
企業が恋愛支援を始める時代。出会いの形が変わる今、「うちの子の結婚は…」と願う親御さんへ。仲人がつなぐ“人のご縁”が見直されています。
企業も恋愛支援を始める時代に──親世代に知ってほしい、いまの
企業も恋愛支援を始める時代に
先日、新聞で「大手銀行が社員の恋愛支援アプリを導入」という記事を目にしました。
三菱UFJ銀行やりそなホールディングスなどが、社員の恋愛や婚活をAIマッチングアプリでサポートしているそうです。
今や“恋愛”や“結婚”は、個人の問題ではなく、企業が「人材定着」や「幸福度の向上」として支援するテーマになっています。
出会いの機会が減った若い世代
こうしたニュースを見て「時代も変わったなあ」と感じられる方も多いのではないでしょうか。
実際、今の30代・40代の独身男女にとって、自然な出会いの機会は激減しています。
リモートワークや職場恋愛の減少、プライベートなつながりの希薄化など、さまざまな要因が重なり、
「仕事は忙しいけれど、結婚のきっかけがない」と悩む方が増えています。
仲人が果たす「人をつなぐ」役割
神戸・三ノ宮の小さな結婚相談所、マリッジマネジメントセンターでは、20年以上にわたり多くのご縁をお手伝いしてきました。
仲人の役割は、単にプロフィールを紹介することではなく、お一人おひとりの思いや人柄を見極め、信頼できるご縁へとつなぐことです。
最近では、親御さんから「うちの子にも良いご縁があれば…」とご相談いただくことも増えました。
特に、アプリ婚活やAIマッチングを試してもうまくいかない、あるいは「条件は合っているのに気持ちが続かない」と悩む方が少なくありません。
そんな時こそ、仲人が間に入って、相手の良さや誠実さを丁寧に伝えることができます。
“釣書（身上書）”が持つ、安心と信頼の文化
今でもマリッジマネジメントセンターでは、昔ながらの「釣書（つりしょ）」を大切にしています。
釣書とは、本人の学歴や職業、家族構成などをまとめたもの。現代では「古い」と言われることもありますが、そこには“信頼を大切にする日本のご縁文化”が息づいています。
家族を大事にしてきた人は、結婚後も相手の家族を大切にできる。
そうした人柄や背景を知ることが、安心してお見合いを進める第一歩になります。
AI時代だからこそ、“人の温かさ”が価値になる
AIマッチングは効率的ですが、最終的に心を動かすのは「人」同士のつながりです。
画面の情報では伝わらない“温度”や“相性”を、仲人が経験と勘で感じ取り、一組ずつ丁寧にご縁をつないでいく。
これは、AIにも企業のシステムにもできない、人の手によるサポートです。
「結婚相談所」というと敷居が高い印象を持たれる方もいらっしゃいますが、実際にはお子さん世代にとって、安心して相談できる現実的な出会いの場になっています。
親御さんの理解と後押しがあることで、結婚に一歩踏み出せる方がたくさんいらっしゃいます。
親御さんができる“第一歩”
もしお子さんが独身で「出会いがない」と悩んでいるなら、
「最近はAIやアプリだけでなく、仲人さんにお願いする方法もあるみたいよ」と、軽く話題にしてみてください。
今の若い方は、昔の“お見合い”よりずっと自由で、自分の希望を大切にできる婚活スタイルを選べます。
その背中を、少しだけ押してあげることが、親御さんにできる素敵なサポートです。
まとめ
企業が恋愛支援を行う時代になりました。
それでも、人の手でご縁をつなぐ仲人の存在は、今なお必要とされています。
神戸・三ノ宮の結婚相談所として、私たちは「家族を思う気持ち」から始まるご縁づくりを大切にしています。
お子さんやご家族の幸せを願う方は、どうぞお気軽にご相談ください。
※ご本人・親御さん、どちらからのご相談も承っております。
