20代男性「結婚、今が適齢期」増える相談所入会
共働きを希望する男性が婚活で直面するのが、女性のキャリア継続の現実です。
今回は、有名大学卒・プライム企業勤務の男性が婚活を通じて学んだ、結婚後の生活と仕事のすり合わせの大切さをご紹介します。
1. 有名大学卒・プライム企業勤務の男性が婚活を始めた理由
昨年の暑い日、神戸の有名私学出身で、東京の有名大学・大学院を卒業し、プライム企業に勤める男性が当相談所に入会されました。
全国転勤の多い仕事柄、結婚のタイミングを逃し、気づけばアラフォーに。
「結婚相手を探したいけれど、自分に合うタイプがわからない」と率直に話され、婚活をスタートしました。
2. プラチナコースでの活動と出会い
彼は、特別なご紹介を中心に進めるプラチナコースを選択。
事務所が近かったこともあり、交際相手が決まるまでは週1回面談を行いながら、お見合いを重ねました。
最初に出会った女性は条件も人柄も申し分なかったのですが、彼の中で「何かが足りない」感覚が残りました。
3. フィット感を感じた出会い
そんな中、資格職の女性からお申し込みがあり、お見合いが即成立。
年齢は近かったものの、彼は全く気にせず、お見合いから交際、そして真剣交際へと順調に進みます。
ここから、共働き希望の二人ならではの課題が見えてきました。
4. 共働き生活のすり合わせが最大のテーマに
結婚後の生活を現実的にイメージしながら、食事当番の分担や栄養面の工夫といった日常的なことから、彼女のキャリアプランまで話し合いました。
そこで彼は初めて、女性がキャリアを継続する難しさを知ります。
管理職として女性社員を見てきた経験はあっても、「会社の視点」と「パートナーとして支える視点」では見え方が全く違ったのです。
5. 婚活を通じた大きな学び
無事にご両家顔合わせを終え、成婚のご挨拶に来てくださった彼は、以前より引き締まった表情をしていました。
「痩せられましたか?」と聞くと、「いえ、全然です(^^♪」との答え。
きっと、結婚への覚悟と責任感が表情に現れていたのでしょう。
婚活で大切なのは「将来設計のすり合わせ」
共働きを希望する男性にとって、女性のキャリア継続をどう支えるかは大切なテーマです。
今回のケースのように、結婚後の生活や仕事のバランスを具体的に話し合い、互いのライフプランをすり合わせることが、長く続く幸せな結婚の鍵となります。



