女性が働くことで、結婚の形が変わっている
― 「支える側」じゃなく「支え合える関係」を求めるあなたへ
気づけば、同期の何人かはすでにパパになっていた。
後輩から「〇〇さんって、結婚されてるんですか?」と聞かれることもある。
仕事は順調だ。転職せずに昇進もして、年収も人並み以上にはなった。
でも、ふとしたときに思う——
「このまま仕事だけで、人生を積み上げていくんだろうか」と。
もしあなたがそんな思いを抱えているなら、今の婚活市場で起きている変化を知っておく価値がある。
特に、キャリア志向の男女が「対等なパートナーシップ」を求めて結婚する傾向が強まっていること——
それは、あなたの人生の選択肢を広げるヒントになるかもしれない。
■ パワーカップルという新しい結婚のかたち
「パワーカップル」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
これは、夫婦ともに高学歴・高収入で共働き、かつお互いのキャリアを尊重し合うスタイルの結婚像だ。
たとえば、
☆お互いに年収600〜1,000万円台で共働き
☆家事や育児は分担、または外注
☆子どもの教育に高い意識を持ち、資源を投じる
☆会話の内容が仕事や社会、将来像など建設的で刺激的
「支える」ではなく「支え合う」関係を前提にしている
こうした夫婦像は、欧米では以前から増加傾向にあったが、いまや日本でも都市部の30〜40代を中心に、ひとつの理想像として定着しつつある。
■ なぜ、いまパワーカップルが求められるのか?
背景には、社会や働き方の変化がある。
1. 女性のキャリア意識の変化
かつては「結婚=家庭に入る」だったが、今は違う。
自分の仕事を大切にしたい、自立した生き方を続けたいと考える女性が増えている。
2. 教育的ホモガミー(似た学歴・環境での結婚)の加速
大学、職場、職業ジャンルが似ている人同士の方が、話が合う。
価値観も似ているし、生活のイメージも共有しやすい。
3. 結婚に「役割」より「相性」を求める時代へ
「男は外、女は内」という時代は終わった。
今は、家事・育児・働き方、すべてを“話し合える相手”が選ばれる。
■ 男性にとっての「パワーカップル婚」の魅力
キャリア志向の男性にとって、パワーカップル的な結婚には次のようなメリットがある。
◎ 金銭的な安定と選択肢の広がり
2馬力で収入を得ることで、持ち家・教育・老後資金にも余裕が出る。
子育てにしても「どちらかがすべて抱える」のではなく、選択肢が多くなる。
◎ 精神的な対等性
「俺がなんとかしなきゃ」というプレッシャーから自由になれる。
むしろ「一緒に乗り越えていく相手がいる」ことで、人生がより豊かで安定する。
◎ 長期的な成長と刺激
同じように努力してきた相手とは、仕事や社会の話も通じやすい。
尊敬し合える関係は、夫婦関係を長続きさせる最大のエンジンにもなる。
■ とはいえ、理想だけでは結婚できない現実も
ただし、こうしたパワーカップル的な結婚には「成立しにくさ」もある。
☆高学歴・高収入層はそもそも母数が少ない
☆相手に求めるレベルが高くなりやすい
☆忙しすぎて出会う時間がない
☆お互いに「選ばれる側」意識が強くなりがち
結果、出会いの場が限定的になり、婚活市場の中でも“格差”が進んでいるのが現実だ。
■ どうすれば、理想の関係に出会えるのか?
カギになるのは、「条件マッチング」ではなく「価値観マッチング」で動くこと。
たとえば、あなたが結婚相手に求めるのが以下のようなものなら——
☆自分の仕事を理解してくれる人
☆家事育児を“戦力”として任せ合える人
☆将来に向けて一緒に設計を描ける人
それは、条件の一致だけでは見えてこない。
プロフィールより「対話」、年収より「思考の方向性」が大切になる。
婚活においては、そうした“中身の会話”ができる環境を選ぶべきだ。
■ パートナーは、「守る相手」ではなく「戦える味方」
結婚を「背負うもの」ではなく、「ともに戦ってくれる味方との同盟」と考えてみてほしい。
たとえ忙しくても、人生の岐路で相談できる相手がいるだけで、意思決定の質も上がる。自分一人で働いて稼いで背負ってきた人生から、「共に未来を創る人生」へ。
そんなステージへの移行は、キャリアを真剣に考えてきたあなたにこそ、必要な視点かもしれない。
■ 最後に
パワーカップル的な関係は、ラクな結婚ではない。
お互いに努力し続け、時にぶつかることもある。
でも、本音で語り合い、成長し合える関係こそが、長く続くパートナーシップの本質だ。
キャリアも、愛も、人生設計も——
自分らしく生きるための結婚を、自分の意思で選んでいい。
あなたと同じように、「対等で信頼できるパートナーを求める人」は、確実に存在しています。
その一歩を、誇りを持って踏み出してみてください。
マリッジマネジメントセンター事例
今までの男性は、容姿にこだわる人が結構な割合でいたのは事実。
ただ最近の男性会員の傾向は、共働き思考であり、共に人生の伴奏者である人を探す高学歴・高年収の男性が増えてきている。
そこには、パワーカップルとしての恩恵もあるのであろうが、サポートしていて感じたのは、交際中になんどもなんども、自分との意見のすり合わせを行い、双方が「納得いく結婚」という二人の形を作りあげていく姿である。
決して楽ではないのであろうが、サポートした会員の中にはそのやり取りがすごく楽しいという人もいる。どうやったら、相手の希望を叶えつつ自分の意思を通すことができるのか、まさに答えないテストにエネルギッシュに臨んでいるようでした。
これからの婚活でお相手を探す一つのパターンになってくることに間違いないと確認しています。
これは、決してデータが不完全なアプリをやっていてはそこまでの込み入った意見のぶつかりあいはできないでしょう。そう考えると、「パワーカップル」となるための婚活は、やはり結婚相談所での活動もお薦めであると感じます。
マリッジマネジメントセンターは、パワーカップルの望む人たちの婚活をサポートしています。
プロフィールより「対話」、年収より「思考の方向性」を大事に活動するための方法を逐次アドバイスしております。まずが、[[無料個別相談会 https://form.run/@mmc-contact]]へお越しください。



