女医はキャリアプランを途切れさせないこととパートナーを持つ将来設計の併用が不可避
三ノ宮・神戸の結婚相談所 仲人・カウンセラーの自念(じねん)です。
先日、NHKニュースで放送されたこのお話、昭和が形を変えて返ってきたなと感じます。
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減少する日本の「結婚」 今や婚活は“会社持ち”の時代に?
昨年2023年4月には、こちらのコラムに書き、社内恋愛はもう時代遅れと考えていましたが、時代はまた、進んだようです。
社内恋愛をしてみたい人は、32%・・社内・職場恋愛は時代遅れ
もう、社内恋愛などは時代遅れなのかもしれないと・・・
しかしながら、1年も経過しない間に、なんど、企業が社員の結婚をアプリの提供で福利厚生として、提案する時代になったようです。
これは、ひとえに結婚する人が激変したことが理由。
1年間に結婚したカップルの数が50万組を下回りました。これは人口が今の半分ほどだった90年前と同じ水準となったそうです。
結婚をしないと子どもが生まれない日本文化の中では、今後ますます、少子化が進んでいくことは間違いありません。
お見合い結婚、恋愛結婚、そして婚活アプリ…。ということなのでしょう。
福利厚生の出会い
昭和世代からすると、この会社が関与することの拒否感はないのかと感じます。
そこなのですが、
会社で最近の若い世代が「人を好きになる時の条件」をAIで解析。
その結果として、相手が
「仕事面でも支え合えるか」
「将来が見据えられるか」などの項目を満たす場合に、恋愛感情が生まれやすい傾向にあることがわかったそうです。
これぞ、将来を思い描き、それを満たす人を好きになる傾向があるということ。
あと、もう一つ、
今の結婚を考える恋愛には、「心理な安全性」がとても重要ということ。
AI解析によると、9割くらいの人が『心理的安全性』を確保してからアクセルを踏み、人を好きになる。
『ビビビっ』という衝動ではないところに昔とは大きな違いがあります。
この福利厚生での企業アプリが受け入れられているのは、
家庭や家事、仕事に対する価値観がわかった上でコミュニケーションができるで、それがとても喜ばれているそうです。
結婚を考え始めたら
厚生労働省が発表した、【2023年】の結婚の件数は48万9281組。
前年より5%以上減少しました。50万組を下回ったのは、戦前の1933年以来90年ぶり
結婚の出会の形は、時代とともに変割っています。
戦前の1935年の時点では、お見合い結婚がおよそ7割
戦後徐々に、恋愛結婚の割合が高まり、1960年代には、お見合い結婚との割合が「逆転」。
恋愛結婚が9割近くを占める時代に (国立社会保障・人口問題研究所の調査)
参照:NHKニュース抜粋
結婚世代に今、起きていること
近年は、「インターネットによる結婚」が急増し、恋愛結婚が低下するという現象がおきているように感じます。リアルに出会い、きっかけを作って交際をする軟派などというものは、姿を消しているように感じます。昭和世代にあった「出会いはナンパ」は遠い昔です。
大学時代を経て、交際経験のない人の割合が多く、恋愛に消極的な若者が多く見られます。さらに、若年層を中心に、効率性(タイパ)や合理性(コスパ)を重視する傾向を感じます。そうなると、恋愛は時間をかければ必ず成果が出るものでもなく、自然とそういう出会いは遠のき、『結婚を目的とした恋愛』という思考が広がっているようです。それでも、なかなか出会いがない。そういったところに結婚が目的の人達が集っている「婚活サービス」のようなものが広がっているのでしょう。
福利厚生にする会社側の立ち位置
当初、社員からプライベートにも踏み込んでくるのか・・と感じる人も精査するとこれは使える!となったようです。
「プライベートが充実することでパフォーマンスも向上し、業績に跳ね返ってきていると感じています」という会社サイドが導入する意義もわかります。
「プライベートが充実することでパフォーマンスも向上し、業績に跳ね返ってきていると感じています。
結婚がプライベートの充実に繋がる!結婚は人生年表にいれる大事な要素
実際に会社サイドで感じるプライベートの充実感は、大事なことで「結婚」はあくまでも選択肢の一つであると考えるとしても、結婚を支援することは意味があるということでしょう。
先日、大谷翔平さんが結婚されました。彼の人生年表には、「結婚」も年表に記入されています。
これの注目点は、「仕事の成果目標」と「結婚」をきちんと横並びで考えているということです。
私達現代人は、仕事が忙しいから、とか、仕事が落ち着いたら
と、ついつい自分のプライベートを先送りする傾向があります。
でも、これは先送りするべきことではなく、仕事と一緒に考えて目指すべきものであると感じます。
人生もプライベートも豊かに生きることが、ウエルビーイング、幸せな人生となります。
それを考えると、やはり、年表にいれるべき項目に「結婚」は含まれると私も考えます。
あとで、後悔しないためにも、ぜひ、結婚をいつするか、年表に書いておきましょう。
大谷さんは26歳でワールドシリーズ優勝と結婚を横並びにしています。
3年遅れましたが、今年大谷さんはワールドシリーズ優勝するのではないか、と考えています(*^_^*)
年表はあくまで、予定。それを実行するために動くことが大事。
そうやって動くことで、年表と多少ずれても、やり遂げることができるのではないでしょうか。
大谷さんの言葉を借りるとすれば、
#結婚しようぜ ではないかな。