婚活は続けて、ゴール(結婚)に行くのが一番だけど。。。うまく行かない時の乗り越え方
神戸で結婚相談所をしているキャリアコンサルタント・仲人の自念(じねん)です
今、NHKの朝ドラで「ブギウギ」が放送されているます。朝ドラで美化されているけど、ヒロインは結婚するなら、仕事を辞めるという条件をだされていた。それを見ていてふっと、女性のキャリアの今・昔について考えてみました
結婚か仕事かという選択時代が確かにあった
今はもう聞かれなくなりましたが、「寿退職」ってご存じでしょうか。
まさに、結婚をして辞めることを、私が働いていて日本社会で言われている時期がありました。ほんの3.40年前まで、
大手を振って、上司は新入社員3年目くらいの女子社員に
「未だ結婚しないの?」
「そんなに仕事なかりしていたら、行き遅れちゃうよ」
こんな言葉を平気で投げかけていました
男女の格差とかの問題以前の発言です。
そして、入社3年目以内に結婚退職した時、退職金には上乗せをして支給する会社がたくさんありました。
男女雇用機会均等法というの法律が施行されて、変ったところは・
世界の流れの中で、男女平等を唱えられる中、ようやく1,985年にこの法律が制定され、1986年から施行されました。
法律の整備で、寿退職や退職金の上乗せはなくなりましたが、実態としては、まだまだ形先行だったように、今、振り返ると感じます。
法律は整備され、社内規定も変更となりましたが、結婚しても仕事を続けるというのは至難の業でした。
でも、それから40年あまり・・・
今は、結婚するからといって、仕事を退職する選択をする人は都市部では少なくなりました。
今、専業主婦OKの男性が少なくなっている現実!
婚活をするなら押さえておいてほしいこと。
それは、専業主婦OKのお相手を探すって本当に大変だってことです。いやいや少し位は働くよ!くらいでは、実は、なかなか厳しい方が多くなってきています。
こういうと、きっと給与も女性と同じだから、そんな人が増えているのかな。って安直に考えがちですが、
実態は、高収入の方でも共働きを希望される方が多いっていう現実があることを知っておいてください。
人生のロールモデルを刷新する覚悟で!
就活の時、ロールモデルって言葉を聞いたかもしれません。同じ大学の先輩に話しを聞きながら、この会社に入ったらきっとこんな風になるんだろうなあ・・と話を聞いたことがありませんか?
それは、知らず知らずに自分自身のロールモデルをその先輩として、こんな風になるんだという実感をするのです。
私たちは、漠然とした世界には凄く不安を感じますが、何か、だれかモデルのような人がいて、そのような感じで生きることができるというものがあると、安心をして前に進めるのです。
そういうロールモデルをついつい探しながら、私たちは生きているいようです。
そして、人生のロールモデルを専業主婦のお母様になるのは、これはとても自然なことなのです。
私は長く仲人をしていて感じるのですが、
共働きの中で育った人は、共働きは普通と思い、
大黒柱となって働くお父さんと専業主婦でパートで働くご両親をお持ちの方は、自然とそんな夫婦像を目指すのです。
でも、今、この働く現場の環境が、ご両親の時と明らかに変っていることに早く気づく必要があります。その中で、
自分自身がどんな風に生きるか、自分がモデルと考えていた夫婦像が難しいということもあるということに気づく必要があり、そうでないと、みつからないかもしれないってことです。
医師の子供をもつお母様の悩み
今特に、大変だなト感じることが、あります。
それは医師の世界です。
医師の世界は、働き方改革がまだまだこれから。
でも、均等法の施行で男女とも、働き方は同じです。
そして、一層の学力主義で、男女の医師の比率が大きく変化してきています。
私が、仲人をスタートした20年程前は、医師と言えば男性で、その結婚のお相手探しがメジャーでした。
しかしそれから20年経てば、今は女性医師の結婚相手を探すのに、苦慮する時代になりました。
ご両親が医師のご家族や医師のお嬢様は、医師世界の方との結婚を考えます。でも、絶対数の男性医師の割合が減少をして、
それが難しくなってきています。
このような場合、システムではとても難しくアナログで探すのですが、なかなか厳しい現状です。
俯瞰的にみると、椅子取りゲームのような気もしています。
仲人目線のアドバイス
今、考えているお相手像をもう一度見直す勇気も持ってほしいと感じます。
例えば、前述の女医のパートナーは、男性医師でないと本当に将来像を描けないのか
あるいは、
専業主婦になるって思っている人は、なぜ専業主婦になりたいと思っているのか
その当たりをもう一度、自分に問うてみてください。
深掘りです。
そうすることで、案外、違う視点が生まれ、お相手が見つかるということもあります。
私は多くのキャリア女性の婚活をサポートしてきました。
ちょっとした視点の変容で、お相手像は変って素敵なパートナーと出会って結婚していくという姿をみてきました。
ほんのちょっとした切口を変えるだけで、出会いはあるのです。
キャリアも結婚も両方を手に入れる人生を目指して、前に進んでください。
将来像のご相談や方向性の提案などもさせていただきます。
もし、今婚活で悩んでいる方がおられるなら、ワンショットカウンセリングを活用ください。
いますぐに結婚相談所に入会する必要はありません。
でも、お相手像を具体的にしておく必要はあると思いませんか?
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