減少する日本の「結婚」 再び婚活は“会社持ち”の時代に?
三ノ宮神戸で結婚相談所をしている仲人自念(じねん)です。
今年22年目を迎えて、ずっと不思議に感じその理由を考えてきたこと。
入会してすぐに結婚が決まる人がやっている5つのメソッドを一挙公開しています。
今回は、最終回。その4と5です
一度ご自身の婚活方法と比較して足りないところをぜひ補完して、ゴールに向かってほしいと願っています。
ご自身の良いところはそのままに、足りてないなってところをプラスするこで今まで婚活とはずいぶんを変わってきます。まずは、成功者の方法をまねるは、成功するための王道と言われています。
ぜひレッツトライ!!です
その1~3はこちらです
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無意識にやっているコミュ力アップの5つの法則
無意識にやっているコミュ力アップの5つの法則①
[[無意識にやっているコミュ力アップの5つの法則②③https://mbp-japan.com/hyogo/mmc-kobe/column/5123656/]]
婚活ですぐに結婚が決まる人たちが、無意識にやっているコミュ力
伝え返し
おうむ返しという方がわかりやすいのかもしれませんが、どうも私自身は抵抗がありますので、今回は「伝え返し」と表現したいと思います。
結婚がすぐ決まる方々は、そんなに何を話そうか?の相談を受けたことがないと感じます。
これをもともとコミュ力が高いからできる!って思ってほしくはないのです。
実は、こういった悩みのある方々(どんな話をしたら良いかわからないという相談)という悩みを
かかえている人は、人の話を聞いているようで聴いていない!のです。
その方々も一生懸命にデートの時間を楽しく、そして無言にならないようにしようと必死です。
事前準備をしっかりしていて
今日は、趣味の陶芸の話を聞いて、そのあとに、2番目の趣味の〇〇の話。
それで話題がきっとなくなるから、次は・・・と考えてデートにでかけます。
そして、当日、陶芸の話を聞きながら、次の趣味の話をなんて切り出していこうか・・・と
頭の中はフル回転しているパターンが多いようです。
著書「聞く力」の阿川佐和子さんのインタビューされているところをご覧になったことがあるでしょうか?
「週刊文春」の名物連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」が900回を超えているそうです。
伝え返してその話を深めていくことが抜群に上手い方です。
その中で特に気を付けていたことが、
・安易に「わかります」と言わない
・「あれ?」と思ったことを聞く
・相手のテンポを大事に
・上っ面な受け答えをしない
・知ったかぶりをしない
・質問の柱は3本に
(著書説明文より)
この中で太字のところに今回は注目したいのですが、それを伝え返しとして表現をしていますが、
要は、「あれ?」って思うところや、「自分がわかならないこと」そして、ご自身が気になるワードを
もう一度、自分の中で受け止めた通りにお相手に伝えていくこと。これを「伝え返し」と言います。
阿川さんは、事前に質問を準備しないそうです。会話の中にでてきたものを伝え返して、それについてもっと深く
聞いていくという訳です。
カウンセラーが面談の中でよく使いますが、実際には、普段のコミュニケーションの中で頻繁にそして無意識に使っています。それが、実はお相手との関係性を「深めていく」のにとっても役立っているということなのです。
例えばですが、
A)昨日、警察官が家に突然きてさ
b)え、おまわりさんが????
こんなやりとり(話の内容ではなく)ってよくありますよね。
びっくりしことを、ワードにして伝え返すとは、こういうことです。
実は、
紀元前のローマ人のことわざの中に
【自分に関心を寄せてくれる人に、関心を寄せていく】
というものがあるそうです。
考えると、話を聞いてくれる人に、私達は一生懸命話しをしますよね。
では、話を聞いてくるているかどうかの判断をどこでしますか?
そう、こんな風に「伝え返し」をしてくれる人は、自分の話を聞いてくれていると安心して
続きを話そうと思いますよね。
実はここに、信頼関係を築いていくヒントがあります。
婚活で結婚していく人は、人と信頼関係を築くことの大事さを知っているということです。
こうやって、お相手とのコミュニケーションを「深めていく」ことで、関係性も進んで行くわけです。
私たち人間は、自分の話に興味を持ってくれる人に関心を示す生き物のようです。
もし、婚活で目の前の人と信頼関係を築いていこうと考えるなら、ぜひ、話を「聞く」「質問する」ということから、
始めてくださいね。
笑顔とあいづち(うなずき)
さあ、いよいよ5つめのメゾットとなります。
それは、「笑顔」と「あいづち、うなずき」です。
あー、あーって思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
これ、結構できていないのです。
私は、今まで2000人を超える方のカウンセリングをしてきましたが、無表情な方が5割、半分くらいを占めます。
最近は、クールであることやさっぱりしている方が良いという風潮があるのでしょうか、想いを表現することが苦手な方が増えています。
言葉にするのが苦手であるなら、せめて「笑顔」と「あいづち、うなずき」でお相手へアプローチをすることは忘れないでほしいと思います。
考えてみると、成婚をすぐにされる方は、笑顔であったり、あいづち・うなずきを良くされる方が多いです。
私の事務所では、お見合いや交際経過などをメールはもちろんのこと、面談で報告をしてくださる方が多いです。
その時、笑顔であったり、しんどい時はしんどい表情をきちんと見せてくれます。
また、私の話を聞いてくださる時も、あいづち・うなずきをしてくださるので、私自身もきちんと聞いてくださっている、私の伝えたいことを感じてくださっているという安心感があるわけです。
これであれば、「馬の耳に念仏」なんてこともなく、分からないところはきちんと質問もあり、私の勘違いがあれば、
訂正をしてくれて、話の本筋からズレることなくコミュニケーションが成立するわけです。
考えてみると、コミュニケーション能力が高い人は、お相手を良い気分にさせるのが上手い人なのです。
そして、相手を良い気分にさせるまず最初が、この「笑顔」と「あいづち・うなづき」です。
小さい時、となりのおばあちゃんが、よく私の話を聞いてくれました。
そのおばあちゃんは、私の話を「そーかい」「そーかい」と笑顔でずっとあいづちしてくれていました。
私は、となりのおばあちゃんに話をするのがすごく楽しかったです。だから、そのおばあちゃんのことが大好きでした。
皆さんにもこんな経験があるのではないでしょうか。
相手が喜ぶ最高の贈り物は、実は笑顔とあいづち・うなずきなのです!
そして、すぐに結婚が決まる人たちは、この笑顔とあいづち・うなずきが上手だったのです。
ポジティブ心理学やハーバード大学の研究においても、いわれれていることがあります。
それは、
「幸福度を上げる最も重要な要素は、良好な人間関係である」
戻りますが、人は自分が一緒にいて楽しい人ともっと一緒にいたくなる生き物です。
1円の元手も必要ありません。ちょっとした努力で幸せが手に入るのですが、ぜひ、試していただきたいと思います。
以上が、結婚がすぐ決まる人たちの5つのメゾットです。
どなたでも、明日ではなく、「今」からできることばかりです。
ちょっとした努力は必要かもしれませんが、これは、婚活だけでなく、これからの人生にも
大きく役立つものばかりです。
ぜひ、あなたの婚活(お見合い・交際)の中で、
足りていないものはすぐに取り入れ、
足りているものには一層の磨きをかけてください。
最後に
こんな風に婚活やコミュニケーションのアドバイスをしている私ですが、
30代になるまでは、そんなにコミュニケーションが得意ではありませんでした。
今も正直、知らない人の会合にでかけると、自分バリアと作ってしまい、なかなか会話をして楽しく時間を過ごす
っていうことが苦手です。
でも、そんな時は、成婚会員の方のこの5つのメゾットを思い出して、自分を奮い立たせて場を作っていくことに
努めています。
だから、コミュニケーション苦手って思っている人も、安心してください。
今は、この婚活のゴールに向かって、
そして、それが
人生の最良のパートナーとともに、幸福度をもっともっと上げていくきっかけになります。
ちょっとした変化が、1年後のあなたの人生を変えていきます。
ぜひ、レッツトライです。