婚活:出会いの数を増やすだけではダメな理由
オンライン婚活は、自宅で活動できることと、現地に足を運んだり、お店の予約をしたりなどの手間がかからずにできて楽ちんです。
でも、やはり【準備】は必要です。
環境を整える
まず、オンラインお見合いをするにはWi-Fi環境がベストです。
安定して通信ができますし、スマートホンのように契約データ量を超えると回線スピードが落ちるようなことはありません。
音声が途切れたり、画像が止まってしまったりと慌てることがないようにしましょう。
お見合い時間は30分~40分くらいかかりますので、通信料も気になるところです。
これからの時代、いよいよインターネット環境があると便利な場面が増えてきますので、この機会にご自宅のインターネット環境を見直してみるのも一考です。
今後、オンラインデートというのも盛んになってくるかもしれませんし、遠方の方とのご縁だって考えられます。
【場所・背景の設定】
オンライン・ビデオ通話は通常自宅から行います。
お部屋の中が主流です。その生活感のある背景でお見合いをする人がいます。
おしゃれなカフェ風ならまだしも、
・洗濯物が干してある
・壁やカーテン、ふすまなどがみえる
・雑然とした部屋の中が丸見え
など、生活感があるれてしまうとお見合い相手に引く状態に。
いくら自己アピールをしても良い印象を与えることは難しくなります。
背景はなるべくなら無地の壁などが良いですが、あるいは、場所がない場合は、布や板で囲いを作りオンライン仕様のスペースを作ってみてはいかがでしょうか。
あるいは、zoomでしたら、背景画像を設定できます。
その場合には、できるだけ爽やかな印象のものを選ぶことをお薦めいたします。
家族の気配を感じてしまうという同居家族がいる場合には、車の中でお話しをする方もいらっしゃいます。その場合は、その状況を事前に説明している方が無難です。
明るさ・照明について
パソコンカメラなどの場合、照明がないと全体的暗いイメージで映り込むことがあります。オンラインの場所を決める際は、前方から照明が当たる場所にしてください。
照明を背後にすると逆光で顔が暗く見えます。顔が暗く見ると相手に与える印象も暗くなりがちです。特に女性の場合は、なるべく明るく映ることを大切に設定をしてください。
そばに窓があり映り込み場合は、逆光になって画面が暗くなることがありますので、注意してください。
窓が映らない場所にするか、カーテンを閉めて部屋の照明を点灯した方がきれいに見えます。最近のパソコンであれば自動で光調整をしてくれるものもありますので、確認してください。
【服装について】
オンラインお見合いは自宅で行うことが最も多いですが、自宅であっても普段着で臨むのは相手に失礼です。
「自分のありのままの姿を」と言う方がいますが、これから出会う相手のためにきちんと身支度を整えることは、マナー以前に人として当然のことだという認識を持つことが大切です。
華美に着飾る必要はありませんが、男性ならば最低限シャツを着てジャケットを羽織る、女性ならナチュラルメークをしてカジュアルすぎない装いをするようにしてください。
【どう映っているかは確認しましょう】
機器は、PC(WEBカメラ付き)、スマートホン、タブレットなどがあります。どれを使用するにしても、画面中央に、正面から映る位置に設定をしましょう。
アングルが悪いケースの例は、頭が半分切れていたり、口から上しか映っていない、アップな顔、斜めに映っている、カメラの位置が下にあるのであごが強調されている、など。
特にスマフォでする場合は、機器の固定をしっかりしないと、お見合い中に機器が倒れてトラブルが発生する実際にもなります。
また、スマフォを手に持ったままお見合いをするのはやめましょう。同じ姿勢で長時間持ち続けるのはつらい作業ですし、お相手にとっても、揺れる画面のお相手と話しをするというのはとても迷惑なことになりますので、準備は万全にしましょう。あと、スマフォのバッテリー切れで途中で通信が切断されないよう、電源を取った状態で固定することを心がけましょう。
お見合の時に気をつける大切なポイントは3つ
①あらかじめ話題を準備しておく
事前にプロフィールに目を通し、趣味や特技、休日の過ごし方などはメモしておきましょう。
会話が止まってしまいそうな時、相手が話しやすい話題を振ることであなたの印象もよくなります。
他、会話で注意しなければならないことは、対面お見合いと同じです。
ただ、オンラインの方は共通の何かを探そうと話題の深堀をすることは避けましょう。なぜなら、通信での会話になりますから、会話の中にズレがおきます。それよりは、深堀をして話ししたいお相手なら、次につなげるように努力をしましょう。
②いつもよりはっきりと高い目の声で話ましょう
声が低音の男性や声の小さい人は、聞き取りにくいことがあります。オンラインの場合は、どうしてもズレが生じます。普段から声質が通りやすい人は問題ありませんが、日常の会話でよく聞き返される人は、いつもよりより聞き取りにくいことがわかった上で、地声より少し高めに発声し、いつもより少しゆったりと大きめの声で話すようにこころがけましょう。相手の好印象にも繋がります。
③画面のお相手の顔よりカメラを見る
画面にうつる相手の目の位置にはカメラがありません。ですので、相手の顔をずっと見た状態で会話をすると、最初から最後まで相手とは目が合っていないのです。
ただ、カメラを見続けることが良しかというとそうではありません。いつもの会話でも必要以上に目を見つめられると居心地が悪いですよね。
大切な事を発言する時などピンポイントで目線を意識するようにしましょう