3 サラリーアップについて
「●●●●」株を10年前に「100万円」買ってたら今いくらになっている?というコラム。
キーエンスが取り上げられていました。 https://gendai.media/articles/-/99466?imp=0
この記事ではキーエンスが「成長を続けるための強み」を2つ挙げていました。
そのうちの1つが、高付加価値な商品です。
で、高付加価値ってどういう意味?
厳格な定義はないと思いますが、少なくともこんな一面はあります。
「高付加価値≒価格が高くても売れて利益が多い」
自動車業界で儲けの話しをするときによく耳にします。
例えば軽自動車と高級車を比べて、高級車を指して「付加価値の高いクルマ」って言いますね。
しかしこれだけではキーエンスの本質に迫るには不足感が否めません。
そこで結果から遡っていく手法で本質に迫ってみます。
高額報酬の企業は、「高額サラリーを払えるだけの充分な利益」がある。
⇒ 荒っぽいですが、(充分な利益)=(製品の利益)✕(販売台数) です。
ここから【 高付加価値≒一台当たりの利益が十分多い 】という考え方が導き出せそうです。
【 高い利益率≒製品一台当たりの利益最大化 】
あの売上規模で利益率50%ということは、
・ほぼ全ての商品が利益率の高い、
・つまり高付加価値商品だという事になります。
一方でこんな言い方もできます。
儲からないモノは創らない、売らない
私が考える高付加価値とは、それなりの販売価格でありながら原価を低く抑えた価格構造になっている状態です。
従って世間でいう「コストダウン」は後追いではなく、新製品開発時点で完了しています。