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コラム
3 サラリーアップについて
2022年8月6日 公開 / 2022年9月3日更新
サラリーを上げるというコミットメント
今回は、古い記憶を辿りながら『サラリーを上げる』について書いてみます。
私は、過去の経験に照らして積極的に利益をサラリーに配分してはどうか、と強く訴えます。
「イヤイヤ、景気変動は外部要因だし利益を増やすなんてそんなに簡単じゃないよ」という声が多いことも十分承知しています。
私が営業から帰還したあとですから2000年か2001年頃だったと思います。
こんな話が漏れ伝わってきました。
電機労連から加盟の勧誘を受けたが断った。
-その理由が痺れます。
「労組に加入するとサラリーアップの足枷になるから加入しない」。
このやり取りを伝え聞いたとき、純粋に嬉しかったこと、そして企業理念を経営者自ら実践するコミットに奮い立ちました。
実のところ当時のサラリーは、大手電機メーカーに就職した友人よりもだいぶ少なかったですし。
ここ数回のコラムでもお話ししましたが、全社員が目的を共有して同じ方向を向いたときの一体感は物凄いパワーです。
ともかくサラリーをアップし続けるためには、
絶えず前年を上回る利益を出し続けないといけない。
↓
ではどうやって実現するんだ!?
さらに「利益を増やす」ために、
・営業手法はいまのままでよいのか、
・商品企画の進め方はいまのままでよいのか、
・原価管理、コストダウンはどうするんだ、
と実務への落し込みが進みます。
そこに人によって判断がブレない様な判断基準を導入して、改革はさらに加速しました。
上手く目の前にニンジンをぶら下げられて全社員で全力疾走した結果が、『いま』です。
久し振りにHPを見るとワールドワイドで社員数が9,000人近くにもなり、私が入社したころの30倍になっていました。
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