兵庫県立粒子線医療センター
最近、若い方のがんが増加しています。有名人の方も自らのがんを公表して、前向きに治療にあたられている方も多くなりました。
一昔前、“がん=死”というイメージが強かったのですが、最近は“がんは治る”と変わりつつあります。
でもがん治療は他の病気と大きく異なる点がありこれも最近問題になってきています。がん患者とご家族を苦しめるのは高額ながんの治療費なのです。さらにがん治療は比較的長期間に及ぶ場合が多く、こちらもさらなる問題点です。
医学の進歩によってがん治療は様々な方法があり、手術で切除・放射線・抗がん剤・免疫療法・重粒子線・陽子線…等々がんの部位や進行状況によってこれらを組み合わせた治療が行われているようです。
どの方法もやはり1カ月や2カ月で終了しないため治療期間が数年にわたる方も多くおられます。
治療にかかる費用も高額なものが多く、病気を抱えて今までどおりに仕事が出来ない状況下でのこの負担はかなり生活を圧迫していきます。
がんにかかられる方は、男性は2人に1人、女性は3人に1人。もはや他人事では済まないと感じられていると思います。
次回から、がんになった時、「本当に役立つがん保険選び」について具体的なポイントをアドバイスしていきたいと思っています。
FP保険の相談所 078-921-7701 日置利恵