アルカリ性にすると色が変わるのは薬局で大切なこと。
アンモニア噴水は中学受験からセンター試験まで出題される実験です。
まず、アンモニアの匂いは小学生のうちに一度は嗅いでおきましょう。一回嗅げば鼻が覚えているので、次に久しぶりに嗅いでも覚えていると思います。
そして二度と鼻から近づけて匂いを嗅ぐことはありません。
この実験はアンモニアの生成からその性質を利用した噴水を作る作業を実際に行いながら、小学生から大学受験までに必要な化学を理解します。
当理数塾では通常、複数回続けて実験を行います。そして何回かは失敗します。(噴水が上がりません)
これはわざと失敗するように実験を進めるからですが、その理由を探す事が最大の課題です。
この実験にはいくつもの問題が隠されています。
フェノールフタレインは何色?と聞くと、「アルカリ性で赤」と優秀な小学生は答えます。でも、アルカリ性じゃなかったら何色?透明?白?
机上の勉強だけではアルカリ性じゃない時の色はあまり頭に入りません。でも、見ればわかります。
試験管を傾ける理由も実際に試験管が割れればわかります。でもそこまですると危険なので、「割れるで!割れるで!」と刷り込むことで覚えてもらいます。
講師:「アンモニアはアルカリ性ですか?」
学生:「はい」
講師:「正しくありません、でも酸性でもありません。」
学生:????
講師:「その壁掛け時計は何性ですか?」
学生:????
これも「○○した赤色のリトマス紙を・・・・」という頻出問題を解くための学習です。
アンモニア噴水はホームページにも動画を置いているので、是非見て下さい。
https://www.komorebipharmacy.com/service03