植芝亮太プロのご紹介
科学実験を通じて、子供が自分で考える力を育みたい(1/3)
身近な材料や珍しい材料を使って体験的に学べる実験プログラム
「机に向かって勉強するだけでは、理科への興味は育ちません。自分自身で実験と観察を繰り返し『どうして?』『なぜ?』と感じることで、答えを導き出す力が身につきます」と話すのは「こもれび薬局」の薬剤師、植芝亮太さんです。
植芝さんが同薬局で、月2回(1回2時間)開講する「こもれび理数塾」では、小学生と中学生が身近な材料を使って体験的に学べる理科実験レッスンを行っています。「子供達は、まず実験器具に触れて使い方を覚えます。そして実験の目的や方法、注意事項を理解した後、実験と観察を行います。実験が終わった後は、結果について考察し、実験内容に関連した問題を解きます」
燃焼実験や蒸留実験、水質検査、速度測定など、驚きと感動に満ちた多種多様な実験プログラムを用意。例えば、割り箸を蒸し焼きにする燃焼実験は、「かなり強い臭いがするのですが、その臭いとともに知識が記憶に刻まれます。この実験は中学入試でも出題されることが多いです」と植芝さん。
また、酸素、水素、二酸化炭素、アンモニアなどを作り、その性質を調べる実験も「面白い」と子供達に好評です。「アンモニアの性質を利用した噴水の実験では、透明の液体が赤に変化する過程を体験できます」
時には、教室という枠から飛び出し、ダイナミックな実習を行うことも。「小学校で習う『相似』を理解するため、三角定規を使ってポートタワーの高さを測定することもあります」
速度を測る実験では、スマッシュしたピンポン球をカメラで連写。そのコマ数からスピードを測定しています。さらに、低学年には「酸性とアルカリ性」を試薬の色の変化で示し、高学年には「酸の正体」や「酸の濃度」「計算方法」「身の周りにある酸性の物」について指導。子供の成長に合わせて指導方法・内容を柔軟に変化させることも特徴です。
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