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【マーケティング小噺#22】 80/20

桃谷修司

桃谷修司

テーマ:事業計画

80/20
80/20(はちじゅう・にじゅう)という言い方がいろいろな場面で使われます。
有名なのは、売上の80%は20%の商品が生み出している、や、売上の80%は20%の顧客から生み出されているです。

数字の正確さはともかく、大切なことは「結果の大部分は、少数の重要な要素に由来する。
優先順位を明確にして、インパクトの大きな部分に集中しよう。」という考え方です。

日々の業務の中では、時間軸で優先順位を決めてしまい、
本当に重要なことに必要で十分な時間を使っていないことがよくあります。
私自身もそういう時があります。
半期や四半期に1度まとまった時間を確保して業務リストを俯瞰して見直し、
事業や顧客、社会への貢献度から優先順位を付け直すことをお勧めします。

時間の使い方としても、「80%の成果は20%の労力で得られる。」と言われます。
1つ1つのことに完璧を求めるより、結果に影響する重要な部分だけ行えば、
より多くの業務を遂行できると言うことです。
完璧を求められる仕事もありますが、どこまでやるかを労力とコストから冷静に判断することも有益です。

最後に、日本歯科医師会が推奨している「8020運動(=80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」
をご紹介して、今回の小噺を終わります。

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桃谷修司
専門家

桃谷修司(プロマーケター)

顧客価値共創堂

世界規模と中規模の企業で、新商品・新事業開発を主導。その経験から、大企業のノウハウをベースに、中小企業が顧客ファーストの商品・サービスと販売計画を生み出せるプロセスと組織作りを支援する。

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