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桃谷修司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

【マーケティング小噺#14】 事業の目的はお役に立つこと

桃谷修司

桃谷修司

テーマ:事業計画

事業の目的はお役に立つこと
P&Gの元CMO(チーフマーケティングオフィサー)、ジム・ステンゲル氏は
パーパス(事業目的・理念)が事業成長にとても重要だと言っています。
皆さんの中にも著書を読まれた方がいらっしゃるかも知れません。
彼は、事業目的を社会貢献にすることが成長につながると言っています。
自分の好きなこと・得意なことを通じて、人々の生活をよくすることを目指す。
そして、社員や関係者が同じ志を持つことが重要だ、と。

私は、事業のお手伝いをする時に、まず、クライアント様に事業目的についてお伺いしています。
最初の回答は様々なパターンがあります。
よくある回答の1つが、「〇〇が好きなので〇〇屋さんをします。」というもの。

ご自身の動機としてはもちろん十分です。さらに、私は「それを通じて何を?」と聞き続けます。
そして、お客様の生活に関する想いを語られたら「それを明確にして計画しましょう。」と申し上げ、
それ以外の時は「お客様の生活をどうよくするかを一緒に考えませんか?」と提案します。

お客様が商品やサービスを購入するのは、それによって生活がよりよくなるからです。
その望みを事業の目的とすることで、より顧客視点で「お役に立つためには」と考えられるようになり、
その結果、心に響く施策を創り、絆を強めることができます。

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桃谷修司
専門家

桃谷修司(プロマーケター)

顧客価値共創堂

世界規模と中規模の企業で、新商品・新事業開発を主導。その経験から、大企業のノウハウをベースに、中小企業が顧客ファーストの商品・サービスと販売計画を生み出せるプロセスと組織作りを支援する。

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