【マーケティング小噺#12】 お得意先になってもらうまで一歩一歩
マーケティングの基本は、商品・サービスを買ってほしい人=ターゲットを
明確に設定することです。年齢、性別、家族構成など国勢調査の項目的な分類から、
その商品カテゴリーに関する価値観による分類を行い、それぞれの悩みや望みを
理解していったりします。
私が最初にマーケティングに関わった洗濯関連用品は、毎日ほぼ同じパターンで
使われる生活必需品だったので、ほとんど気にしていませんでしたが、
ソフトクリームなど食品・嗜好品を担当するようになって、
改めて重要だと気づいたのが「生活のどのシーンで役に立ちたいか」でした。
例えば、食事。
1日3食、1週間で21食するとして、同じ人が全ての食事で同じニーズを
持つわけではないことは皆さまも簡単に想像できることでしょう。
顧客ターゲットの生活を具体的に理解して、このシーンでこのように役に立つ、
とストーリーを描くとより強い共感を得られます。
顧客ターゲットの設定に加えて、役立つ生活シーンの設定をお勧めします。