Mybestpro Members

桃谷修司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

【マーケティング小噺#5】 どのシーンで役に立つか

桃谷修司

桃谷修司

テーマ:販売促進

どのシーンで役に立つか
マーケティングの基本は、商品・サービスを買ってほしい人=ターゲットを
明確に設定することです。年齢、性別、家族構成など国勢調査の項目的な分類から、
その商品カテゴリーに関する価値観による分類を行い、それぞれの悩みや望みを
理解していったりします。

私が最初にマーケティングに関わった洗濯関連用品は、毎日ほぼ同じパターンで
使われる生活必需品だったので、ほとんど気にしていませんでしたが、
ソフトクリームなど食品・嗜好品を担当するようになって、
改めて重要だと気づいたのが「生活のどのシーンで役に立ちたいか」でした。

例えば、食事。
1日3食、1週間で21食するとして、同じ人が全ての食事で同じニーズを
持つわけではないことは皆さまも簡単に想像できることでしょう。
顧客ターゲットの生活を具体的に理解して、このシーンでこのように役に立つ、
とストーリーを描くとより強い共感を得られます。

顧客ターゲットの設定に加えて、役立つ生活シーンの設定をお勧めします。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

桃谷修司
専門家

桃谷修司(プロマーケター)

顧客価値共創堂

世界規模と中規模の企業で、新商品・新事業開発を主導。その経験から、大企業のノウハウをベースに、中小企業が顧客ファーストの商品・サービスと販売計画を生み出せるプロセスと組織作りを支援する。

桃谷修司プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

製造業サービス業を価値提供業へ再構築するマーケティングのプロ

桃谷修司プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼