硬い無垢床材は、冷たいんですよ!
今まで遠方のお客様は残念ながらお断りしてきたのですが、今回初めて東京は足立区のマンション現場に杉の置き床生活143枚を出荷させて頂きました。
O様というお客様が当社のホームページをご覧になってお問い合わせ頂きました。
O様「こちらの工務店で施工できるでしょうか?」
当方「木の床材を施工できるなら大丈夫だと思いますが…」
その後、O様が折衝されている建設会社から連絡があり、施工例の写真と電話でやり取りした結果、施工に問題なしと判断されて契約となりました。杉や桧の無垢床板は東京でも扱っているところはわんさかありますが、当社の杉の置き床生活は下記の点が優れていました。
①総厚さが20㎜なので、ドアやクローゼット扉の下を2センチカットするだけでよい。
②今ある床を剥がさずに施工できるので、短工期、安価で済む。
③床に接着剤や釘・ビスを使わないのでマンション管理組合の床規定に反しない。
④遮熱シートがあるので足元が冷えない。夏はべたべたしない。
特に今回は、お客様がフル改装済のリノベーションマンションを買われたので余計に剝がしたりしたくなかったのです。
施工できるといわれていましたが一言お礼をお客様と工務店様に言いたくて、施工指導の名のもと、東京都足立区に出向かせて頂きました。
関西では床工事と言えば大工さんですが、東京では木製床専門の床貼り屋さんがいるのに驚きました。
関西で床貼り屋さんといえば、カーペットやクッションフロアを専門に扱う人たちです。
木製床専門の工務店なんて東京の広い市場ならではですね。
ドア下には普通、敷居を作って入れるのですが床の凹凸もなんのそので、なかなか鮮やかに割り付けをしてくれていました。R型の開口枠も丸のこを器用に使って丸みを出しています。
パネルとパネルを連結するヤトイが硬いと文句をいってましたが、きつめに施工しないとお客様が生活する中でパネル間にすき間が開きやすくなります。
143枚分、職人さん4人工で丸2日完成は、初めてにしてはなかなかのスピードです。
幅木施工もそれなりに時間がかかりますからね。
遠方の希望者の方に対する方策を真剣に考えなくてはなりません。
東京2日目にO様をおたずねしたら、わざわざ神戸から来てくれたのかととても感激してくださいました。
O様、工務店様、ありがとうございました。
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