マンション生活者が、肝に銘じないといけないこととは…?
皆さんは、何時に寝て何時に起きるのが一番体調がよいですか?
実はここ一年間、私は眠ることに苦労をしていたのです。今日は、眠ることについてお話ししようと思います。
私も今年で59歳になりますので、お年寄り仲間の入口に近くにきていることは間違いありません。
普通のサラリーマンだったら、あと数年で定年を迎える年齢の時に、自分で商売をやっているわけですから休みがほしいと言っていられる立場でもありません(笑)
若い頃に柔道をやっていたせいか、体力や腕力は多少人よりはある方です。
現場で職人さんと一緒に荷物を担いだり、作業をしても5年前位はまだまだ元気でした。
でも、それは勘違い(笑)で、そんな日は疲れ果てて夜の9時くらいには撃沈していたんです。
このまま朝までぐっすり眠れると思っていたところが、深夜の2時や3時に目が覚めてそのまま眠れなくなるんです。
当然、起きている時間が長くなりますから、夕方には身体がしんどくなってきます。これって、悪循環なんですね。
若い頃に比べて朝が早くなるというのが、通説になっていますよね。だから、そんなもんだと思っていたんですが、それでは毎日仕事をこなしていくにはダメなんです。
いろいろ試しましたよ。
① 温めのお風呂にゆっくり浸かる。でも、やはり僕は温いのは気持ちよくないんです。
② マッサージや鍼に行く。これはその日は抜群に回復して爆睡できますが、効果はそんなに長く続きません。
③ お酒を減らせばよい。妻から言われますが、嫌です。
そこで、寝る時間帯を変えながらひそかに(別に隠す必要もないんですが…)試していたんです。
僕は、昔から短時間熟睡が特技(?)で、5~6時間寝れば元気でした。まして、枕が変わると眠れないなどということもなかったので、睡眠時間が短いのはどーってことないと思っていたんです。
でも、この思い込みが自分で睡眠不足を引き起こしていたことに気が付きました。
結論から申しあげますと、11時~12時の間に床につくと、翌朝7時前後までぐっすり眠れることがわかりました。
そうすると、寝覚めもスッキリで一日仕事もてきぱきこなせるようになりました。
7時間~8時間眠れるようになったのは僕としては快挙です。落ちた体力を補うのはやはり睡眠時間だったのです。
僕が睡眠の意識改革ができたのは僕自身が一番嬉しいんです。
でも、一番眠れる時間帯を発見しただけでは不十分です。次は睡眠の質が重要です。
① すんなり眠りに入るにはどうすればよいか?
② 夜中、途中で目が覚めないようにするにはどうすればよいか?
精神的な話や、食事のことは横におきますよ。
ずばり、寝室が寒くないこと(暖かいこと)です。
気温は眠る頃より、明け方にかけて寒くなります。当然、室温も同じように下がります。
人には、室温がこれ以上下がると身体に悪影響を及ぼす基準があることが日本でも注目されてきています。
但し、これは私見ですが、早い人で厄年といわれるあたりから影響を受けやすくなると感じています。
女性の方が敏感で、男は頑固(鈍感)ですね。
一番はっきり表れるのが血圧です。50代くらいから、室内の寒さで血圧が上がる人が急増します。高血圧が身体に良くないのは皆さん周知のとおりです。
あとは、どうやって寒くない部屋にするかの方法論になります。
狭いマンションの部屋で、暖房を一晩中かけるのは無理があります。石油ストーブやガスストーブは換気が必要ですから、命の危険すらあります。無難なのはエアコンですが、空気が乾燥しすぎて喉が渇いて目が覚めることがあります。
加湿器を併用したことはありますが、よく眠れたという感覚はありません。加湿機能付きのエアコンは試したことがありません。それに、光熱費のことを考えると抵抗感がどうしてもあります。
マンションの場合、窓を二重にして、床からの冷えを止めて室内の保温力を高めることが、長期的に考えて一番継続性があり、トータルコストが安く、健康に影響が出にくいという結論になりました。
健康面をさらに考慮すると、結露をなくすことが重要であることもわかりました。
寒い時は、寝る前に寝室をよく温めておいて、その暖かさが朝まで持続することが理想的です。
森林浴生活の使命は、このためにあるといっても過言ではありません。
木製内窓(特許取得済)や杉の置き床生活(特許出願中)を開発したのもこのためです。
心地よく眠るためのマンションリフォームという観点があってもよいのではないでしょうか?
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