マンション用フローリングで床鳴り!…対策は、杉の置き床生活でしょ?
【マンションにはない下がり勝手口の施工】
杉の置き床生活はマンション用に開発し、昨年11月に特許を出願しましたが、実は戸建住宅にも簡単に施工できる万能(?)商品です。杉の置き床生活の特徴は下記の通りです。
① いまある床を剥がす必要がありません。接着剤・釘・ビスを使わずに、四方雇い実で連結。カーペットでも可能です。
② 厚さ20㎜は室内の天井高さにさほど影響を及ぼさず、その小型サイズゆえにエレベーターや階段でも搬入が楽です。
③ 遮熱シートと杉の保温性で床からの冷えを遮断することに優れています。
④ 杉のもつ調湿性は、室内ばかりか、置き床下の湿度も調湿しますので夏はさらさら。
⑤ 樹齢の2倍耐久性のある無垢材なので、取りはずしても長期間再利用ができます。
【予め流し台の下には、置き床生活と同じ厚さの土台が入れてあります】
今回の現場は築50年の鉄筋コンクリート住宅で、そう遠くない将来に建て替え計画がありました。
また、お客様は借家など他にも多数家をお持ちということ、建て替え時に、一旦施工した杉の置き床生活を取り外して再利用できるということもあって、すぐに採用ということになりました。
下がり勝手口のあるダイニングキッチンが今回の施工現場でした。
置き床生活は、部屋のどの位置から施工はじめるかがポイントです。
直角を作りやすい勝手口床を決めることから始まりました。
【置き床生活をまっすぐ施工するためには、スタート地点の施工が重要です】
杉の置き床生活はパネルのつなぎ目をずらしながら並べていきます。
始める前にパネルの割り付けをして、材料が無駄なくおさまるように考えなければありません。
床に鉛筆で目印を入れますが、連結する前に並べてみれば問題ありません。
実際、微妙に木目や木の色を考慮に入れながら並べ方の順番を変えていくことも珍しくありません。
白っぽいパネル、赤っぽいパネルなど床板の部位によって雰囲気が変わりますからね。
【下がり勝手口の蹴込み部分にもキレイな杉板を貼りました】
無垢材の良い所は、施工部位を決めておけば、それに合わせて部材を作ることが出来るということです。
当社では、現地調査の時に関連施工部位の仕上げをほぼ決めます。
普通は、お客様と仕様打ち合わせを図面でするイメージがありますが、最後の部分をどうきれいにおさめるかはお客様の興味の対象外で、先回りして私たちが提案し、責任を持ってきれいに仕上げます。
一部、現場で考えながらのところもあります。私たちがまかせてほしいというのはこの部分です。
よく勘違いされますがこれらのパーツは、現場で大工さんに作ってもらうことはありません。
施工スピードを考えて予め当社で用意します。
【冷蔵庫や食器棚を移動させながら、施工することが多いですね】
杉の置き床生活工事が終わって一週間後にお伺いしましたが、床の冷えがかなり改善されたこともあり、建て替えの話はどこへやら。娘さんも、自分の部屋にも杉の置き床生活をしてほしいとご主人におねだりされております。
ご主人も、帰ってきた時の杉の香りがなんとも気持ちが良いとご満悦です。
日本人に、杉や桧の香りが嫌いだという人はいないと思いますね。
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