無垢製オーダー家具、TV台付リビング収納とパソコンラックを納品
長く使えるような家具はどのような方法で組み立てられているか、詳しくご存知ない方のほうが多いのではないでしょうか?
【木の葉のような木のジョイント部材、ビスケットです】
ビスで組み立てることが頭に浮かんだ方は、IKEAで一度は買われたことがあるのでしょう。
組み立て家具の最大の特徴は、完成品だと室内に搬入出来ない大きさのものが、使用する部屋で組み立てるので、壁面を最大に活用できます。
欠点は当然、引越時にはバラさないと運べないことと、ジョイント部の強度のバラツキです。
ジョイントの強度とはずばり木の硬さにつきます。
購入者が自分で組み立てる安物の場合、MDFや密度が弱い板状のものなので、ビスの締め直しには耐えられません。
ある引越し屋さんは、安物(お客様にはそうは言わないそうですが)の組立家具を運ぶ場合、お客様にジョイントが緩むリスクを説明して予め同意を得ると言われていました。
【シナベニヤのランバーコア(21㎜厚)で製作中です】
本棚兼用のロフトへ上がる階段家具を製作中です。階段や本棚は板をたくさん使います。
材料費はもちろんですが、それらを頑強に繋ぐ箇所が増えますので、そのジョイント部材も増えるのは当然です。
特に本の長期荷重はかなりの負荷になります。
【組み合わせる板の双方に専用道具で溝を切っていきます】
板に鉛筆で線を入れて正確にそのピンポイントに機械を走らせます。この家具ではビスケットを約200個使用しますので、溝を切るのはその倍の400ヶ所です。
正確性と根気のいる仕事です。オーダー家具が高くなるのは当然の話です。
家具デザイナーが、お客様の希望空間に希望の形をデザインして、それを職人さんがつくるのです。一生モノですね。
この本棚を兼ねたロフト階段型家具は、30日に現場で施工します。出来あがりがとても楽しみです。
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