LEDのスポットライト
【施工前の内玄関床】
玄関廊下のクロス貼り替え、人感センサースイッチ付きのLED照明器具への変更などをしていくうちに、
M様は玄関床の経年劣化が気になり始められたようです。
今月末には、オーダーの玄関収納を取りつけさせて頂くこともあってのご要望でした。
一口にクッションフロア(CF)といっても下記の用途別に何種類かあります。
①住宅用(室内用で素足又はスリッパ)
②店舗用(屋根付き屋内の土足用)
③マンションの廊下用(雨の吹き込む屋外土足用)
今回は店舗用の中から選んでいただきました。室内と違って砂利を持ち込みますので…
イ)砂利や土を持ち込むのでキズがつきにくいモノ。
ロ)貼った直後に玄関収納等の重い家具を置いても凹まないモノ。
すぐに置けないといつまでも玄関が片付きません。
ハ)ハイヒールなどの硬い踵で踏んでも傷がつきにくいモノ。
これらが選定の条件です。
【角度を見ながら何回かに分けてカットします】
とかく、マンションは直角が出ているところが全くありませんので、辺長の角度に合わせてCFを切っていかなくてはなりません。少し大きめに切っては合わせを、何回か繰り返しながらぴっちり合わせていきます。ここをまめにやってくれる職人さんが素晴らしい方です。その次に大切なのは接着剤です。
【接着剤を塗って少し乾かしてから貼りつけます】
CFを玄関土間に合わせてから、半分ずつ巻いて貼っていきます。
素晴らしい職人さんは選んだCFと施工場所に合わせて接着剤を使ってくれます。
モノを貼る職人さんは加工する技術もそうですが、接着剤の知識がとても重要です。
それに加えて私が要求するのは、極力臭いのきつくない接着剤の利用です。
住みながら施工することが大半ですので、まずはお客様への配慮、それから施工してくれる職人さん自身へ気遣いです。
【細かいモザイク柄を選んでいただきました】
家電製品等は1年型落ちのモノを安く買うのもひとつの方法です。
でも、デザインの色柄は「NEW」新製品に限ります。
メーカーは新柄をどのような基準でつくるのかはよく知りませんが、やはり目を引くものが多いのです。
【狭い玄関土間には細かい柄の方がよい場合もありますね】
面材は実際に使う場所で打ち合わせするのが基本です。
クロスや幅木、床材や玄関框の色、それに照明の色などたくさんに囲まれた所でも、実際に貼る所で選べば判断がつきやすくなります。
また、店舗用も周りの幅木との隙間を目地材で埋めていきます。
CFの柄の色? CFの目地の色? それとも幅木や框の色?
うちの仕事をしてくれる職人さんはいつも何種類か用意してくれますのでとても助かります。
実はこんなことがファインプレーです。
来週は、玄関収納家具の組立です。とても楽しみだとM様も期待してくださっています。
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