築140年超の古民家改修、 家は当然、防水工事が重要!
【改良版、杉の置き床…兵庫区塚本通のマンションにて】
森林浴生活の杉の置き床は、既存のフローリングやカーペットを剥がさずに、その上に置いてゆくだけの省工事商品です。床やカーペットには釘や接着剤は使いません。
置き床を敷き終わったら幅木で固定するだけのとても簡単な施工です。
課題は、既存フローリング等の下のコンクリートスラブに極端な凹凸があった場合に900×450の置き床が少し浮いてしまうことがあったのです。
【敷きつめているところです】
浮くと言ってもコンクリートスラブはそんなに極端には凸っていませんので、大して気にはならないのですが、少しでも解消しようと考えたのが今回の改良版です。
従来商品はパネルの2方向にパネル同士を差し込めるようにしていましたが、今回は4方向ともジョイントするようにしましたので、少々の凹凸は気にならなくなりました。
【扉をカットしますが、敷居もマンションごとに合わせて作ります】
この敷居は廊下も部屋も置き床を施工する用のモノですので、段差のないように高さを合わせました。
ドア枠の当たり部分の形状に合わせてノミで敷居を加工します。
単純なようで注意深さが必要な大工仕事です。
【段差を緩和する傾斜形状の敷居もつくります】
廊下には杉の置き床を施工しますが、洗面所はお客様の希望でクッションフロアの貼り替えになりましたので、段差ができます。その段差を緩和するために傾斜型の敷居をつくりました。
マンションには開き戸や引き戸など様々な形状の敷居があります。
マンション毎にみな異なりますので、ひとつひとつ手づくりします。
【幅広の玄関框に合わせて、同様に1枚モノのスギ無垢材を使いました】
玄関框もマンションによって幅や高さ、形状が異なります。
見せて頂いてからそこにふさわしい玄関框を考えてご提案するのはとても楽しいことです。
アルテピアのモデルルームオープン以来、春ごろから杉の置き床工事の依頼がどんどん増えています。
モデルルームでは靴下を脱いで素足で歩いて貰っていますが、さらさら感と床の微妙な冷えを伝えない熱伝導率の低さは杉無垢ならではの快適感です。
こんな既存のフローリングやカーペットを剥がさずに、無垢材の床を施工することに興味のある方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php
実際にその快適感を体験されたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html