CD&DVD収納家具

髙岡恭平

髙岡恭平

テーマ:マンション オーダー家具 無垢材

マンションというのはつくづく無駄なスペースがないというか…また、逆に中途半端な空間があるのも事実なのです。
今日はそんなリビングダイニングのちょっとした空間を収納場所にしようとしたお客様のお話です。



奥様とお嬢さんはV6と嵐の大ファンで、増え続けるCDとDVDの置き場所に困っていました。
それにこれからもまだまだ増えるし…

今までは写真のように、半対面キッチンのカウンター下の空間に市販の小家具を置いていたのです。
ぴったりサイズのものがあるはずもなかったのですが、扉つきのCDラックをゲットしました。
が、次々と変わる他の家具に置いてけぼりにされて、すっかり浮いてしまっていました。



ダイニングやリビングの収納家具が白系の扉になっているのに、このCDラックだけが茶色です。
対面カウンターの出幅は140㎜。DVDケースの幅が最大155㎜ありましたので、背板や扉の厚みを考えるとカウンターの下にすっぽり納めるのは無理でしたが、出来るだけ薄くしようということになりました。



すっきり収納とリビングダイニングのインテリアバランスの両方をクリアするためにシナベニヤのフラッシュ扉を使いました。こんなときは下手な塗装やカラー板は禁物です。

経年変化した対面カウンターの白、ダイニング収納家具の白、テレビボードの白…よく見ると同じ白でも全部違います。天然木の木目には包容力があります。少々の色の違いは問題ではありません。何というか、気にならなくなるのです。

家具を置いたときの奥行を最小限にしたことで、いまの横幅1200㎜、高さは950㎜とカウンターの下空間を目いっぱい使って薄型サイズにしました。



既存の家具も扉の内側にも何かしらのものが置けるようにはなっているのですが、中途半端な奥行の上に重みで扉が傾いて底板に当るようになっていました。



スライド蝶番で取りつけた3枚扉です。1枚400㎜、3枚で1200㎜、対面カウンターの横幅を目いっぱい使いました。ちゃんと数えていませんが、相当枚数が入るはずです。

収納スペースが増えたのに室内が何となく広くなるなんてとても素敵だと思いませんか?

森林浴生活では、こんなスキマ家具のご注文も承っております。
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髙岡恭平
専門家

髙岡恭平(福祉住環境コーディネーター)

森林浴生活株式会社

暑くない・寒くない・湿気ない...おまけに結露やカビもない。外気温に左右されない健康と家計に優しい断熱リフォームが得意。スギやヒノキ等の天然木は断熱・調湿効果に優れ、住まいの温湿度を快適に保ちます。

髙岡恭平プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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