穴の開きやすいマンションの室内ドアにプラスαの改善策は?
【アルテピア新モデルルーム、3枚引き戸用にクローゼットの開口をやりかえました】
築15年を過ぎるころから、民間分譲マンションの折れ戸(クローゼット)を引き戸に変えたいというご要望が増えてきます。
折れ戸の不具合とは…
① 折れ戸の建てつけが怪しくなり、スムーズに開閉できなくなる。
② 開けるときに室内側に出っ張るスペースが、ベッドなどの家具配置上じゃまになる。
③ 折れ戸の吊元側の荷物の出し入れができないので面倒。
【天袋仕様にしました。枠は杉、壁は桐の板です】
引戸に変える場合、建具の長さをどうするかによって、開口枠の大工工事が変わってきます。
今回は部屋の入口の扉の高さに合わせて横のラインを作ったこと。洋服を掛けるパイプハンガーが上下2段にできること。この両方の条件を満たす高さがこのようになりました。
【施工前の写真、両側に折れ戸があります】
上段の棚の高さが中途半端で、クローゼットの内部空間が有効に使えません。
【クローゼットの引き戸を漆喰で塗装しています】
今回はフラッシュ戸に漆喰を塗った白い引き戸にしました。
【栂に着色した腰板】
実はこの部屋はクローゼット以外の壁面を赤茶色の腰板にしているので、室内を落ち着かせるために、引き戸を壁と同様の白の漆喰にしたのです。部屋の4面に同じ素材が使われると、とても安定感があります。
後は建具屋さんに入れてもらうだけです。
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