外壁断熱材の見直し =外壁断熱材の劣化対策が資産価値を落とさずに、快適に永く住む秘訣=
【愛媛県久万広域森林組合の製材所、50億円を投資して整備した大規模製材所です】
【同上 自動木材乾燥機 1台2500万円もします】
テレビで森林再生、林業復活の番組をよく見るようになりました。
山で木を育てるのが、1次産業。製材加工するのが2次産業。販売宣伝するのが3次産業で、これをドッキング、トータルして行うことを6次産業と呼んでいます。
NHK教育の東北発未来塾で山形県朝日町の林業の様子が紹介されていました。⇒http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/yotei/
番組の中で僕が興味をひかれたのは、木造の仮設住宅でした。
被災地を回っている芸人コンビ(?)が、この仮設住宅に住んでいる人は笑顔が多いと感心していました。
入居者達が被災した家も木造だったそうですが、内装を見る限り、これなら仮設生活が長引いても、そんなにストレスを感じなくて済むのではないか、という出来栄えでした。
この1戸がたったの330万円とは安すぎます!大手プレハブメーカーのそれは、700万円位かかったはずです。プレハブメーカーに割り込むのに、無理をしたんでしょうね。
この木造仮設住宅は、もちろん経年美化商品で、移設も可能です。それに対して、プレハブメーカーの仮設住宅は、取り壊されて産業廃棄物になるしかありません。
日本にとってどちらが重要な商品か、賢明な皆様ならおわかりでしょう。
政治家がしっかりしてほしいです。早く、解散総選挙しなさいよ、野田総理!
私見ですが、この手の番組を見ていていつも感じることですが、1次と2次の話ばかりで3次産業の所が弱い。つまり、販路の開拓がなされていないのです。
実は無垢材の普及を阻んでいるのは、大多数の工務店や木造住宅メーカー、リフォーム会社です。
【スギの食卓】
無垢材の特徴である「反る・曲がる・割れる」性質に、技術的に対処できないところが多いことが最大の要因です。
また、多少反っても影響の出ない場所は室内にたくさんあるのに、お客様に勧めようという発想力がない。
当社、森林浴生活の事業も、この6次産業に当てはまります。
当社の販路は中古マンションです。
篠山市の林業家兼製材所とタッグを組んで、中古マンション用のスギ・ヒノキ商品を開発し、工事も受注しています。
事務所オープン前に、自宅マンションを杉・桧の無垢材で改装して、数か月間その変化を観察して対策も立てました。2年目に入った今も、観察しながら検証しています。
2年目の今は、「反る・曲がる・割れる」現象はなくなりました。木の色がじわ~っと濃くなって落ち着きが出てきました。完成当初はどうしても白っぽいですからね。
じわ~っと木の色が変わってきたモデルルームはこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html
無垢材を頭から否定する会社は、まず他の分野の技術力もありませんから、皆さん、よく検討してくださいね。
杉と桧で中古マンションをリフォームする会社はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php